『みつめてナイトR・冒険編』(コナミ・PS1・1998)
・ PCエンジンの『ときメモ』をPS1に移植したスタッフが、『サクラ大戦』の広井王子のハンドリングでゲームにするという最強のギャルゲー布陣で
コナミが送り出した恋愛シミュレーション『みつめてナイト』の関連ソフトとなるRPG。
発売直後に「あの『みつめて』がRPGで登場!」とアピールしたかったために別チームによる並行開発だったのだが、『みつめて』が不振、自動的に「売る前から負けてる」敗戦処理ソフトになる。
・ 初代もこのソフトも、販売数と比較するとそんなに悪いゲームではないのだが、やはり学園ものでなくなった『ときメモ』では魅力が半減だったのか?
・ コナミの"アフターときメモ"ものは当時種を撒いた割にはもったいぶって不発だったギャルゲーが多かった
(パイロットソフトから製品までに何年も空いた『あしけこくて』や未発売の『青山ラブストーリー』など)ので、
ちゃんと出ただけ意義もあった。
で、このゲームでも人は食料として活躍している、と思われるシーンがあるそうです。
こじつけに近いのですが、どうやらこれはゲーム制作者の(悪)趣味によるもののようなので(当時、自らのHPで告白していました)掲載しておきます。 ■ゾンビ■1979 DAWN OF THE DEAD
・ ホントは青春映画が撮りたいとよく言っていたジョージ・A・ロメロ監督のリビングデッドシリーズ第二作目。
『ゾンビ』というのは邦題で『DAWN OF THE DEAD(死者の夜明け)』が原題。
(大体「ゾンビ」でなく「ゾンビー」だろというツッコミはもはや除く)
シリーズは一作目の『NIGHT OF THE LIVING DEAD(生ける屍の夜)』、三作目の『DAY OF THE DEAD(死者の日)』の
三部作となっており(21世紀になってから作られた4作目はとりあえず除く)、最初局地的だったゾンビが段々勢力をのばしてきているのがタイトルでわかる。
補足として『バタリアン』(原題『RETURN OF THE LIVING DEAD』)は、権利も取って作った一作目のアナザー続編もスピンオフ的にシリーズ化された。
・ 一作目では元気に車を走って追っかけていたゾンビたちも、本作であのよろよろ、ぐらぐら、腕を前に、思考ナシ、といった現在一番有名な姿をしており、すべてのゾンビの原型となったのが本作。
『デッド・オブ・ザ・ブレイン』(フェアリーテール・PC-8801mkIISRほか・1992) DEAD OF THE BRAIN
・ 突如住民がゾンビ化してしまった都市を舞台にしたアドベンチャーゲーム。
開発元が当時の大手PCエロゲーメーカー・フェアリーテールだったのでエロ系を期待しがちだが、そういうシーンはほとんどない。
今思うと『バイオハザード2』にもよく似ている気がする。
・ MSX2版は銃で撃つシーンなどのアクション要素が完全にカットされていてとってもクリアが楽だったよ。
『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド』(セガ・アーケード、SS、PC・1997) THE HOUSE OF THE DEAD
・ 『バイオハザード』ガンシューティング版。というとミもフタもない。
一作目が洋館の中が舞台で、二作目では街の中が舞台、というと『ゾンビ』『バイオ』『ハウス』みんな同じだ。
となると三作目は地下に潜った人類がゾンビを飼育して、それをVM(ポケステ)で、って脱線。
『ハウス』(って書くと忌まわしき国内コメディホラー映画を思い出す)のゾンビは『バイオ』よりも『ゾンビ』っぽくない。
・ ただ、「青空バックで野原にゾンビ、というシーンは映画の印象によく似ていた」とのウッチーさんからのご指摘あり(2003/1/10追加)。