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■酔拳2 ■1994香港 DRUNKEN MASTER II
・ ジャッキー・チェンの代表作であり出世作でもある『ドランクモンキー酔拳』 (1978)をジャッキー自身の手により16年ぶりに制作された正統続編。
日本でのジャッキーブームは既に沈静化、さらに北米でのブレイク直前ということもあり1作目ほどの話題にはならなかったものの、
良作続編として高評価を得ている。なおジャッキーは1954年生まれなので1作目では24歳。2作目では40前後。ジャッキーは歳をとらない。
『ダイナマイト刑事EX アジアンダイナマイト』 (セガ・アーケード・2007) DYNAMITE DEKA EX
・ シリーズ第3作であるが、中身は第2作のテクスチャ変更+αなのでEX。
・ パクリシーンはプレイヤーキャラの主人公・ブルーノが龍柄トランクを手に入れることによって変化するキャラ「ドランク・クンフー」 。ジャッキーになります。
(情報提供:遊徒様)
『鉄拳2』 (ナムコ・アーケード、PS1、PS2・1995) tekken 2
・ PS版のヒットにより、次世代ナムコの看板作品となったナムコ3D格闘の第2弾。
前作での濃いキャラクターデザインからかなり一般的なグラフィックとなり、より多くのファンを獲得した。
なお本作アーケード版はPS2版『鉄拳2』にておまけゲームとしても収録されている。
・ パクリ部分は2からの新キャラクター「レイ・ウーロン」 。1Pコスチュームは『酔拳2』に使われたものそっくりである上に、酔拳ぽい動き、
極めつけとして、声が石丸博也 。
・ なお2Pの吊りズボンバージョンは『プロジェクトA』(1983)劇中の服装からとられたと思われる(下比較参照)。
さらにキャラクター設定は「香港国際警察のナンバーワン捜査官」 ということで『ポリスストーリー・香港国際警察』(1985)からの引用とも取れる。
・ 香港ステージにある「蛇猿」と書かれた看板は『ヤングマスター』(1980)?
肝心の『酔拳2』のポスター持ってないんですが。右は『ヤングマスター』公開時のEP
こちらも『プロジェクトA』公開時のジャッキーのEPジャケより。何で家にはこんなものがあるんだ
『バーチャファイター2』 (セガ・アーケード、SS、PC、PS2、携帯ほか・1994) Virtua Fighter 2
・ 3D格闘ゲーム最大のヒット作にして、至高の傑作。セガの業務用基板モデル2はこれを皮切りに業界最高の3Dゲームハードとして長く君臨した。
・ パクリ部分は2から追加された酔拳使いの舜帝。ジャッキーの動きをモーションに使っている。
これに関してのジャッキー・チェンへのインタビューが「ゲームになった映画たち」 に収録されている。
■スーパーガール ■1984米 SUPERGIRL
・ 『スーパーマン』の姉妹作だけど従姉妹。ヘレン・スレーター扮するスーパーガールの活躍を描く。スーパーマンは登場しない。
映画の系列的には『スーパーマン3 電子の要塞』 の後の作品だが、人気はいまひとつだったらしく続編は作られなかった。
『グラディウス』 (コナミ・アーケードほかいっぱい・1985) NEMESIS
・ 横スクロールシューティングゲームの金字塔。
面によって全く違うグラフィック、という展開を初めて取り入れた作品。
で、この超有名ゲームの、どこがパクリかというと、音楽。
このゲームのゲーム音楽も超有名&超人気だが、なかでも最も人気のある曲が4面(通称・逆火山面)。
ファミコン版ではワープしてしまってあまりなじみのない面だが、ここの曲が『スーパーガール』のメインテーマそっくり(音楽はJ・ゴールドスミス)。
ちなみに『スーパーガール』のメインテーマは、何故かテレビ朝日の『驚き桃の木20世紀』 のテーマ音楽に使われていたので覚えている方もいるかも。
(↑これ書いたときは放送中だったんです)
『スターオーシャン Till the End of Time』 (エニックス・PS2・2003) STAR OCEAN 3
・ SFC版『テイルズ・オブ・ファンタジア』を開発したスタッフが起こした会社、トライエース開発によるSFRPG第3作(GB版を除く)。
1作目はSFC、2作目はPS1、そして今回登場したPS2版はかなりのイメージチェンジを行った。
トライエースといえばゲームシナリオ以外の物理的な難題 をプレイヤーに投げかけることで有名だが、本作も健在みたい。
・ パクリ部分はゲーム起動時に見られるオープニングムービー中に流れるオーケストラなメインテーマ。
ボーカルバージョンじゃないほうのCMでいきなりかかる出だしのフレーズが、完璧に『スーパーガール』 のテーマ曲。
でも『スターオーシャン』と『グラディウス』4面は似てない?
問題のところが聴けるCMは公式サイト
の「SPECIAL」にある"TVCM Movie"でも見られる(下の)のでよろしければどうぞ。
また長いイントロ部分からすべてを聴きたい場合は上記公式サイトの左下隅にある「sound」でso3m1 をクリックすれば視聴可能だ。
■スカーフェイス ■1983米 SCARFACE
・ コカインに染まった80年代マフィアのリアルな生態をマフィア側から初めて本格的に描いた映画。
監督はこれが実質の出世作となるブライアン・デ・パルマ。脚本は後に社会派監督として成功するオリバー・ストーン。
・ キューバからマイアミへ渡ってきた男たちの成り上がり物語とその末路を3時間弱という長時間ドラマとして描いた。
『ゴッド・ファーザー』とはまた別のマフィアの物語をアル・パチーノが熱演している。
『グランド・セフト・オート・バイスシティ』 (カプコン・PS2、XBOX、Windows・2004) Grand theft auto:Vice city
・ ロックスターゲームズによる2002年世界最大のヒット作をカプコンが完全ローカライズ。2年目にして待望の日本発売となった。
前作『GTA3』 の自由度はそのままに、舞台を現代から80年代マイアミ風都市バイスシティに変更し
80年代風俗満点の新たな「暗黒街の顔役」 ゲームとして完全進化させた。
・ チンピラが裏街道で成り上がりマフィアのボスへなっていくという本シリーズの基本的な物語は
これまでの数々のマフィア映画と同様であるが、その舞台が80年代東海岸(らしき場所)となったことで、
ほぼ本映画の箱庭化ともいえるものとなった。
・ 椰子の木とビキニの女性、アロハにキャデラック、シンセドラムによる軽薄なミュージックナンバー……
開発者が本映画を大いにリスペクトしている事実は彼らのインタビューをわざわざ読むまでもなく周知の事実であるが、
映画の物語を盗用しているわけではないので誤解なきよう。
あえて類似点をいくつか上げるのであれば、武器としてのチェーンソー の追加などがなかなかファン心を突いていて楽しい。
それ以外の記号的な類似に関しては、より詳しい指摘が既に他サイトなどでされているので探してみて欲しい。
(参考:http://www.gamechronicles.com/features/gtascarface/body.htm)
(情報提供:アンソニー・ホーク様)
■スター・ウォーズ ■1977米
■スター・ウォーズ 帝国の逆襲 ■1980米
■スター・ウォーズ ジェダイの復讐 ■1983米
■スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス ■1999米
■スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃 ■2002米
以上の作品は掲載多数のため、こちら専用ページ へ。
■スターシップ・トゥルーパーズ ■1997米 STARSHIP TROOPERS
・ ハインラインの有名SF小説『宇宙の戦士』をストレートに映画化することでそのタカ派っぷりを娯楽として楽しませるSF映画の傑作。
SFファンがあの小説で最も喜ぶ要素となっていた"パワードスーツ"を「予算の都合で」廃し、腕が飛び首が飛ぶバーホーベンらしい映画となった。
この映画を嫌っている人とは友達にはなれても親友にはなれない気がします。
馬鹿映画には違いないが、同じアメリカ国民性皮肉映画である『インデペンデンス・デイ』 のエメリッヒよりは頭のよいところを見せられる。
・ なおフィル・ティペット初監督となった続編(2004)はアメリカTV映画なので、派手なアクション映画を観たい人は手に取らないように気をつけよう。
『THE 地球防衛軍』 (D3パブリッシャー・PS2・2003)
・ 『鉄人28号』 など、箱庭リモコンロボットゲームで一部に有名なサンドロット 開発による荒唐無稽3rdパーソンビューアクション。
詳しくは『放射能X』 の項参照。
・ 無尽蔵に湧いてくる虫たちに重火器で対抗し、攻撃力で勝るものの数で圧倒され蹂躙される様はまさに本映画で描かれた戦争そのものです。
ただしこの宇宙生物(蟻)は女王蟻でも怯えてくれません。
・ プレイヤーの防衛軍な武装も心なしか似ている?
(情報提供:やっさん様)
写真が『放射能X』と同じなのは同一ネタにつきご了承下さい。
■スタートレック ■1966〜米 STARTREK
・ 当時は画期的だったと思われる宇宙を舞台としたTVドラマ作品。
本放送中は決して大きな人気は無かったが、再放送や口コミで人気に火がつき、気が付けば約40年の間に10作の劇場版と多数のTVシリーズが制作されたアメリカの国民的人気番組。
熱狂的ファンの白熱ぶりやマニアの考察の深さ、新旧ファンの確執など、日本で例えるなら『機動戦士ガンダム』と同じ。
・ 素人には『スター・ウォーズ』とごっちゃになっているようですが、全く違うのでご注意ください。
『スタートレック』は『スター・ウォーズ』が誕生するはるか昔に放送されていたTVドラマです。
・ 23世紀、カーク船長率いる宇宙船エンタープライズ号が外宇宙調査のために未知の宇宙を冒険するというお話。
『スター・ウォーズ』と決定的に違うのは、物語の中心は宇宙戦ではなく、あくまで人間ドラマであるというところ。
つまり舞台が宇宙になっただけでやっていることはホームドラマなのである。そしてホームドラマとしても抜群の完成度を誇っている。
・ 映画版は『スター・ウォーズ』のブームに便乗して制作されたことがきっかけであった。
80年代後半に『新スタートレック』というTVシリーズの新作も作られ(1987〜1994)更に人気を呼び、
その後さらなるTVシリーズ『ディープスペースナイン』(1993〜1999)『ヴォイジャー』(1995〜2001)などがスピンオフ制作されている。
劇場版は10作目の『ネメシス』(2002)が現在のところの最新・最終作。
・ パソコンゲームの創生期に『スタートレック』もしくは『宇宙大作戦』(TV初放映時の邦題)というゲームがあった。
これは多分正式ライセンス商品ではなかったものの、宇宙を探検する番組の雰囲気は良く出ており当時の名作。
なおこのパソコン版(ハドソン・1983?)ゲームをコンシューマに移植したのが、今は亡きソフトプロのFCD『パルサーの光』 (後述)。
・ ライセンスのゲームは海外では死ぬほど出ている。ただし国内のコンシューマで発売されたのは、
徳間書店の『新スタートレック』(SFC)くらい? しかも衰退期に出たのでかなりの幻のソフトとなっている。
オープニングを良く再現しているし、用語辞典の完全日本語化もされていますが、ゲームとしては……。
『ウイップラッシュ 惑星ボルテガスの謎』 (セガ・MD・1990) WHIP RUSH (2222 AD THE INVATION OF THE VOLTEGIANS)
・ メガドライブを代表する横スクロールシューティングゲーム…『サンダーフォースIII』の僅か2週間前(1990/5/26)に発売された不遇の同ジャンルゲーム。
開発は後に『バトルマニア』シリーズで一部話題になったビック東海らしい。確かに技術的に似ているところがあるかも。
オパオパを思わせる愛らしい自機デザインと、自機のどんなショットより強い無敵兵装パワークローで、それなりに凝ったギミックのステージを戦う。
全体的に突出する見所がないため話題になることはほとんどないので、それなりに楽しめるゲームだったのだが、やはり相手が悪すぎた。
・ そんな本作には『サンダーフォースIII』にはないアドバタイズストーリーデモがあるのだが、ここで語られている物語を簡単にまとめると以下の通り。
「人類が未知の恒星系に向かって探査船を送ってから長い年月が流れ皆がそのことを忘れた頃、突如地球圏に巨大宇宙船が出現した。
宇宙船にはかつての探査船のマーキングが描かれていることがわかる。地球外生物により小惑星規模にまで巨大・変貌化した宇宙船は地球へと攻撃を仕掛けてきた!」
というもの。これは劇場版1作目の「ヴィジャー」の設定およびオチそのまま。
映画では探査船のマーキングが発見されるのがオチとなっていたが、本作はシューティングゲームなのでそこまであっという間に説明される。
なおこの設定はセガのお気に入りらしく? その後『バーニングレンジャー』 でも同じネタが使われていた。
なお舞台設定以外の類似点は特にない。シューティングだからしょうがない。
『機動戦艦ナデシコ』 (セガ・SS・1997)
・ すいません。正確にはこれはTVアニメなので、ここに入るのはちょっと例外なんだけどHP公開当時に若気の至りで入っている。
このアニメの世界観コンセプトを考えたのが、トレッキー(スタートレックの大ファン)の山口宏氏
(後述『新世紀エヴァンゲリオン2nd Impression』の項参照)。
スタートレックの世界観をいろいろ戴かれている。例えば、宇宙戦艦の形状や分離型だったりすること、
制服のデザイン、そして「バーチャルルーム」。実際に体験できるホログラムを投影する
非常にご都合主義の部屋があるのだが、これは『新スタートレック』の「ホログラムデッキ」そのままの設定。
(ちなみにこのパロディは映画『ピンクノーベンバーを追え!』 や『ジェイソンX』 でも観られる)
ゲームでは特にこの設定を最大限に利用しており、女の子とのデートで大活躍する。
・ ちなみにセガからナデシコゲームは2本出ており、まず1作目『やっぱり最後は愛が勝つ?』のほうだが、
コンセプトからして「テレクラで誘った相手とイメクラでプレイ」という企画のソフト。デキはかなり良くないとファンの評判。
・ 2作目の『The blank of 3years』(1998)は逆にデキが非常に良くファン必見らしい。イメクラな展開は両方ともあるのでご安心を。
ちなみに私はこのアニメ、観たのが1話しかない。
『ギャラガ』 (ナムコ・アーケード、MSX1、ファミコン、FM−7、MZ-1500、MZ-2500、PC-9801、X1、Windows、PS1、GB、GBA、海外ニンテンドウ64、海外DC、海外PS2、海外GC、海外XBOX、PSP、PS2、XBOX360・1981) GALAGA
・ 言わずと知れた『ギャラクシアン』 (1979)の続編にしてシリーズ最高傑作と言われる作品。
アメリカ人は本当にこのゲームが好きらしく、これと『ミス・パックマン』さえ与えていれば満足するみたい。
・ パクリ部分は、このゲームのレアキャラクター、31面のチャレンジングステージにしか登場しないキャラクター、「エンタープライズ」。
色こそ青いものの、この姿はまさしく「エンタープライズ」です。
ちなみに、このゲーム、セガのSG-1000用でも出てますが(セガ・ギャラガ)、チャレンジングステージが無いのであえてリストから外しております。
(情報提供:irei様)
たくさんの同型艦にファン狂喜! などとは80年代当時は思いませんでしたねぇ
『鋼鉄(くろがね)の咆哮2 エクストラキット』 (コーエー・Windows95・2003)
・ マイクロキャビン開発の海戦アクション『鋼鉄の咆哮』 シリーズの外伝ソフト。詳しくは『エアーウルフ』 の項参照。
・ 『スター・ウォーズ』 の影響に止まらずトレックの影響を受けていると思われるのが武器。
光子魚雷の存在と、以下の画面などで出るメッセージ。
「シールド、90%を維持!」
まあ防御シールドでも張ってないとこの戦いは乗り越えられないということで。
(情報、画面写真提供:HAK様)
(クリックで拡大)さすがにエンタープライズ型の戦艦は出てこない。ここまで来るとちょっと残念にも思えたり
『新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression』 (セガ・SS・1997)
・ オリジナルシナリオでマルチ分岐するシナリオを自分で選択していくアドベンチャーゲームの第2弾。
本編放送中に発売された(つまり制作はアニメ制作開始とほぼ同時期)第1作目はかなり本編とかけ離れた世界観でお話が展開したがブーム真っ最中の本作はかなりTVらしいシナリオになっていた。
制作には庵野監督は関わっていないものの、本編で数本の脚本を書いた山口宏氏の手によるシナリオは、これはこれで非常に濃いエヴァらしいものになっていた。
・ 途中の戦闘シーンがスキップできないためリピートしにくい割に真のシナリオを観るにはフラグ的にかなりハードルが高かったことが唯一悔やまれる。
・ で、このゲームのどこにスタートレック的な要素があるかというと、このゲームオリジナルキャラの山岸マユミ(名前は本編のサブキャラと同じく村上龍の「愛と幻想のファシズム」からとられている)の眼鏡。
彼女は最後まで決して眼鏡を外すことがないのだが、真のエンディングでのみ、最後に眼鏡を外す。
これは彼女の新たな人生を象徴している、ということで、この“眼鏡を外して決意も新た”というのは、
映画『スタートレック2 カーンの逆襲』 (1982)のカーク船長(提督)からのいただき。
隠遁生活から老眼鏡を外してエンタープライズでの冒険に復帰するカークそのものなのだ。
「そんなの無理なこじつけだ!」と言われても良い。だって山口氏本人が言ってたんだもの(攻略本のインタビューより)。
『スライムもりもりドラゴンクエスト 衝撃のしっぽ団』 (スクウェアエニックス・GBA・2003)
・ 『ドラゴンクエスト』派生のアクションアドベンチャー。スライムが主人公、というと
メガドライブの『ジ・ウーズ』 みたいなのかと想像するが、体伸ばして移動するところだけほんの少し似てる。
・ 主人公はスライムで仲間のスライムと会話したり協力し「しっぽ団」と戦いを繰り広げる冒険物語。
でも新作出たら、また敵としてやっつけるんだろうなあ。
・ パクリ部分は「しっぽ団」に囚われた仲間のスライム100匹の中に「ボーグル」と「ボーグン」というのがいること。
もちろん元ネタは『新スタートレック』に登場した最大の敵・機械化生命体ボーグ。ご丁寧に片目が機械化してます。
同じ機械化スライムには他に「スラげ」「メカキチ」もいますが、名前でやはりこの2人が秀逸。
(情報、写真提供:B.J様)
この他にもガンダムやゴレンジャーのパロディネタもあったりして、作り手の趣味が手にとるようにわかります。
『TIZ(TOKYO INSECT ZOO)』 (GE・PS・1996)
・ 『すすめ!バカボンズ』をサターンで発売したGEが、続いてPSで出したCG&アニメムービー満載のアドベンチャーゲーム。
未来の昆虫動物園(インセクト・ズー)の中での、擬人化された昆虫の一生の物語。
大々的な発表会を行い、一流を狙ったプロモーションがあったはずだが、発売時期の頃の話題はなかったような。
ハッチやマーヤ、ミクロイドSとかそういうものだと思っていましたけど、実はこれのオチが『新スタートレック』(1987〜1994)
シリーズ屈指の名エピソード「超時空惑星カターン」 "The Inner Light"(1993年のヒューゴー賞のベスト TV・映画部門を受賞)の話と設定&オチが酷似。
だからラストまで遊んだ人は感動できるらしい? 虫だけど。
『デゼニワールド』 (ハドソン・PC・1985)
・ PC黎明期の日本製ギャグベンチャーゲーム『デゼニランド』 (1983)の続編。
名古屋の巨大遊園地を制御する巨大コンピュータ「HAL3」 (ハルミ)を止めるため、デゼニマンが復活する。
詳しくは『2001年宇宙の旅』 の項参照。
・ パクリ部分は「雷鳥レンタカー」の前に止められている「スタートラック」 、および「コスモイメージ」内の映像。
「スタートラック」にはおなじみのエンジン付いてますね。
ピカード誕生前のゲームだけにTOSのイメージですね
『バーニングレンジャー』 (セガ・SS・1998) BURNING RANGERS
・ ソニックチームがサターン時代に出した『ナイツ』に続くゲーム。
70年代タツノコな雰囲気の中、未来の消防士がSFな建造物の中で消火活動をする。
SSで半透明処理を行ったり、ボイスナビゲーションシステムを使って会話を楽しんだりと色々凝ったゲームであったが、画面の地味な印象は、アツい主題歌でも覆せなかった。
・ パクリ部分にあたると思われるのはストーリー。ネタバレになるが、事件の真相を書くと、
「不治の病に倒れた女性が、その病気が治るまでの間宇宙でコールドスリープしていたのだが、未来になって地球へ戻ってくる際にコールドスリープの防御装置が暴走してしまったため、
周辺の機械を取り込んで巨大な宇宙要塞となって、外敵とみなされたこちらを攻撃してきたのだった」というもの。
これは、劇場版第1作の物語(ネタバレ)、外宇宙探査船ボイジャーが巨大要塞ヴィジャーとなって地球に向かって襲ってくる(帰還してくる)話によく似ている。
・ その点は、大友克洋原作のアニメ映画『彼女の想い出』 ともちょっと似ている。(笑)。
ガラクタが集まってひとつの巨大宇宙船になるなんて話は多い?
『パルサーの光』 (ソフトプロ・FCD・1987)
・ 隠れた名作『ブリーダー』 を開発したソフトプロの作品。
かつてPCゲームの黎明期に作られたゲーム『宇宙大作戦』 (まんま)をそのままファミコンへ移植したようなパクリゲーム。
ただし、この『宇宙大作戦』は、すでにシューティング要素を加味したアレンジ版として『スターラスター』 がファミコンで発売していた。
シミュレーション要素を強くしたこのゲームは本来のPC版にかなり近いカタチでの移植だったがユーザーにはあまり歓迎されなかったのが現実。
・ なお、下記取説にもあるとおり、武器は「フェイザー砲」 と「光子魚雷」 。そのまんまです。
大げさな武器説明と、ちょっと大人向けすぎたゲーム画面
『パワードギア』 (カプコン・アーケード・1994)
・ カプコンが『ファイナルファイト』のヒット以来延々と出し続けたベルトタイプアクションゲームの1つ。
特徴はプレイヤーが巨大ロボット(ボトムズ似)であり、パーツを付け替えることにより、プレイヤーキャラの攻撃アクションが次々と変化すること。
シリアスな物語と相まって個性的な世界観を醸し出していたが、格闘ゲームブームのあおりで人気は出ないまま消えていった。
・ 同じロボットが登場する対戦格闘ゲーム『サイバーボッツ』 (1995)はシステムだけでなく登場人物も世界観も違う。
・ パクリ部分はプレイヤーのライバルとなる敵のエースパイロットのサイボーグ人間。
フェイスウィンドウを見ると色味など含め『新スタートレック』 の仇敵「ボーグ」にそっくり。
おまけに人間をさらってサイボーグにしてるときたら、もう。
(ボーグのテレビ初登場は1989年)
・ なおDVDゲームソフト(元はPC)で『スタートレック:ボーグ』 (1996)というものがあるが、
テレビ版(新スタートレック)のファンなら必見のドラマが展開するアドベンチャーゲームなので是非遊んでもらいたい。
「我々はボーグ。抵抗は無駄だ」 新スタートレックネタは少ないので結構嬉しい。
『麻雀戦国時代』 (セガ・マークIII・1987)
・ セガ・マークIII専用の唯一の麻雀ソフト。言ってしまえば『ぎゅわんぶらあ自己中心派』のパチモノである。
グラフィックはかなり劣っていたがテンポなどは悪くなく、トーナメントなどで結構楽しめる決してデキの悪いゲームではない。
・ 指摘箇所はそのパチモノくさい登場人物の1人「α・ポック」 。
顔はMr.スポック。服はウルトラマン系? 以下取説の紹介文。
「M75星雲出身。年齢135歳。地球に取り残される。今はスタントマンをしている。ほとんどシロート麻雀。」
酷い扱いだ。
・ しかし何で当時の麻雀ゲームは「戦国時代」という名前が好きだったんだろう。
とはいえコーエーの「麻雀大会」とは違い、本作には戦国武将は登場しない。PCエンジンの「戦国麻雀」こそよっぽど「麻雀戦国時代」な気がする。
カートリッジのかなり鳥山明の影響を受けたイラストより。でも"スコップ"くんには似てない
『メタルストーカー』 (フェイス・PCエンジン・1991)
・ 『麻雀学園』PCエンジン版で話題を呼んだフェイスの作ったシューティングゲーム。
8方向に攻撃できる戦車を動かし任意移動で4方向スクロールマップを移動する。つまりウルフチームの『グラナダ』 (1990)似。
・ こちらのゲームのオープニングに登場する人がボーグ似。
デザインだけなら上の『パワードギア』の人より似てます。
■スターリングラード ■2001米独英愛蘭 公式サイト
・ 『薔薇の名前』などで有名な風変わりフランス人監督ジャン・ジャック・アノーによる2次大戦スナイパー映画。
ソ連が主役という風変わりな設定が目新しいが、合作国にロシアが入っていないことでもわかるとおり、
かなり皮肉たっぷりにソ連軍の人を人とも思わないような凄惨さを描いている。
・ ソ連兵をイギリス俳優陣(ジュード・ロウ、ジョセフ・ファインズ他)が演じ、独軍はアメリカ人(エド・ハリス)が演じているため
彼らが英語で交わす会話が一部演出も相まってツッコミの対象になっているが、そういう器量の狭い人は吹き替えで見て下さい。
・ スターリングラードの激戦地ぶりの再現だけでなくスナイパー対スナイパーの対決の面白さや極寒の地の寒そうなベッド?シーンなど
なかなか他の映画ではお目にかかれない独特の見どころも多いなかなかの佳作。
『コール オブ デューティー』 (メディアクエスト・Windows・2003) 公式サイト
・ 『メダルオブオーナー』を手がけたスタッフが独立した会社Infinity Wardによる2次大戦もののFPS。発売元はアクティビジョン。
英・米・ソの3種類のキャンペーンをプレイできるのが特徴で、映画さながらのドラマを全く違うシナリオで体験できる。
・ パクリ部分はその中の1本であるソ連キャンペーン。
一言で言ってしまえばゲームの展開が映画の冒頭そのまま。
船で河を渡ってスターリングラードへやってきて、銃の弾だけを渡されて敵陣へ皆で特攻、ばたばたと倒れる友軍、
戻れば味方からの銃撃、そして死屍累々……完璧に体験できます。
・ なおGAME WATCHの記事 によると、米軍キャンペーンは『バンド・オブ・ブラザーズ』 になってるそうです。
下の写真は英語版ですが、完全日本語版もあるので購入の際はそちらを。
(情報提供:ルリヲ様、情報・ゲーム写真提供:どっちゃん様)
満員の船に乗ってボルガ河を渡河。上官のイカス演説付き(なお右写真はクリックで拡大します・以下同)
銃貰える人と弾だけしか貰える人がいる武器調達(一応左写真はクリックでその後の模様)
そしてもちろん弾だけ持って突撃。銃はたくさんある死体から譲ってもらおう
■スタンド・バイ・ミー ■1986米 STAND BY ME
・ スティーブン・キング原作もので初めての劇場ヒット作かつ人気作。
しかも数少ない作者がけなしていない映画化(笑)。原作は『恐怖の四季』の1編。
ちなみに残りの3作を映画化したものが『ショーシャンクの空に』と『ゴールデンボーイ』。
・ 映画の内容は完結に説明すると4人の少年が線路沿いに死体を見に行く、という話。
主人公の親友役を演じたリバー・フェニックスはこの映画でブレイクし、オーバードーズで若くして死ぬまで人気だった。
『ポケットモンスター』 (任天堂・ゲームボーイ・1994) POCKET MONSTERS
・ 一度死んだはずのハード「ゲームボーイ」を蘇生し、NO1ハードにまで復活させた奇跡のソフト。
1作目は赤・緑・青・ピカチュウ(黄)の4色出ているが中身はほとんど一緒。
しかしみんなそのちょっとの違いで買っていく。そのため類似商法も数多く出た。
・ 『ウルトラセブン』 のカプセル怪獣をパクったアイデアによる携帯型闘犬・ポケモンを使って冒険する少年の物語。
おしきせのストーリーではなくその過程を楽しむという、RPGの原点的な面白さが味わえる今では数少ない良質ソフト。
続編『金・銀』以降もその志は健在。
・ マサラタウンにある主人公の家には母親がおり(母子家庭?)、彼女が家で観ているTVでやっているのがどうやら『スタンド・バイ・ミー』。
タイトルなど直接名前は出てこないが「しらべる」メッセージの内容で、知っている人ならすぐにわかるはず。
少年の冒険を描くゲームとして映画にオマージュを捧げたのであろうか。
ちなみに『金・銀』では宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」になっている。これをTVでやるということは、やはりアニメの猫キャラ版なのだろうか。
『MOTHER(マザー)』(1) (任天堂・FC、GBA・1989) MOTHER
・ コピーライターでファミスタフリークでも有名だった糸井重里が初めて手掛けたゲーム。
アメリカの片田舎をモチーフとした牧歌的な世界観で繰り広げられる一味違ったRPG。
・ 全体の世界観はスティーブン・キングの一連の小説の影響を大いに受けているが、日常を抜け出そうとする少年少女という主人公の行動は
やはり『スタンド・バイ・ミー』の影響を受けているだろうということで掲載。
本作の場合、少なくとも日本では原作以上に映画が有名ということもあるし。
(情報提供:あるてま様)
『ぼくのなつやすみ』 (SCEI・PS1、PSP・2000)
・ 1970年代の田舎を舞台にした『バイオハザード』系アドベンチャーゲーム(乱暴すぎる説明)。
別にゾンビが出るわけでなく、CGレンダ背景にポリゴンキャラが動くゲーム。
・ 現在30歳前後のユーザがノスタルジーに浸れるような内容となっており、都会育ちの少年が父親の実家で体験する
ひと夏の思い出を楽しむ内容。『ポケモン』『川のぬし釣り』 などでみられた郷愁の雰囲気を全面に押し出したソフト。
・ 以上の設定からして、かなり『スタンド・バイ・ミー』を意識できるのだが、パクリ部分と思われるのは、
ゲーム中に登場する地元の子供たち。
一部「ズッコケ3人組」入ってる3人の少年は、そのまま映画のキャラを投影できる。
キャラ絵を見る限り、リバー・フェニックスをそのままもってきた「ガッツくん」 、
太っちょは「ファットくん」 (ノスタルジーでも英語・笑)。3人目の「メガネくん」 は、コリー・フェルドマン
といいたいところだが、彼のコピーはいなくて、こちらはウィル・イートン演じる主人公だと思われる。
彼ら3人と主人公は秘密基地に入ったりします(煙草は吸いません)。
取説より主人公と3人組。さあ死体を捜しにいこうじゃないか。
■ストリート・オブ・ファイヤー ■1984米 STREET OF FIRE
・ ウォルター・ヒル監督の「ロックンロールのおとぎ話」。80年代前半の若者を熱狂させた映画のひとつ。
コンサート中にさらわれた女性ボーカリストを救うため、街に帰ってきた荒くれの元カレシと、
軍隊帰りのねーちゃんが街の暴走族の根城に乗り込んでいく。
・ ダイアン・レインの口パク歌唱シーン、そしてクライマックスのマイケル・パレと
敵リーダー・ウィリアム・デフォーのタイマン対戦シーンが見物です。
・ 主演の2人は以降パッとせず、三流俳優になってしまい、一番見るのは未だ同じ様な悪役専門で成長してない(笑)ウィリアム・デフォー
……いや、ダイアン・レインのマネージャー役だったリック・モラニスか(笑)。
『ファイナルファイト』 (カプコン・アーケード、SFC、X68K、MCD、GBA、PS2、PSP・1989) FINAL FIGHT
・ 開発名『ストリートファイター'89』 。テクノスジャパンの『熱血硬派くにおくん』(1986)と『ダブルドラゴン』(1987)を足したようなゲーム。
キャラクターセンスの高さとゲームの面白さでアーケードで大ヒットし、その後10年ほど、カプコンは同じシステムのゲームを作り続ける。
・ 「さらわれたヒロインを奪回しに単身(もしくは2人で)乗り込む」というこのゲームの主人公の名前が「コーディ」 で、映画と同じ。
何となく雰囲気も似ているような似ていないような(ガイと足して2で割るのか?)。
・ 今のカプコンなら、絶対元兵隊のねーちゃんも出ていたに違いない(カプコンは『ストII』の春麗出るまでは比較的硬派なメーカーだった)。
・ 映画の最後の戦闘で、ハンマーで戦うシーンがあるが、あれは今観ると逆にゲーム的である。
・ パンチが処理落ちすることで有名なMCD版はセガ発売。
・ ちなみにこのコーディ君は10年後に出た『ストリートファイターZERO3』 で刑務所から脱走した男になっているが、映画にはそういう話はもちろん無い。
・ コーディがなぜ刑務所に入れられてしまったかはサターン最末期ソフト(一応アーケード移植)『ファイナルファイトリベンジ』 で確かめられる。
彼の悪夢のようなその後を知りたい人は是非プレイしよう!
■スパイ大作戦 ■1966〜米 MISSION:IMPOSSIBLE
・ 「実行不可能な指令を受け、頭脳と体力の限りを尽くしてこれを遂行するプロフェッショナルたちの秘密機関の活躍である」
・ 国家防衛・陰謀阻止を目的として、国内外を問わず派遣される超法規的秘密諜報機関・IMFの活躍を描く人気テレビシリーズ。
・ ジェームズ・ボンドやナポレオンソロなどと違い、綿密な作戦を組織だって実行していく計画性の面白さが独自のオリジナリティを持っており
本国のみならず、日本では『スタートレック』と双璧をなす人気テレビシリーズとなった。
・ なお、マッチで点けた導火線がスクロールしていくOPと「自動的に消滅する」 指令テープ(当時はオープンリールだった!)は
あまりにパクリが多いが本作がオリジナルである。
・ なお後年には当時の出演者が老いた姿で登場する完全な続編『新スパイ大作戦』 も制作(1988)、
こちらも日本ではヒットしたものの、本国でいまいちだったらしく2シーズン程度で番組が終了した。
さらにはトム・クルーズ制作・主演でリメイク映画化された(『ミッションインポッシブル』 )が、こちらは単独主人公が型破りな活躍をする
普通のアクション映画になっており、『スパイ大作戦』本来の面白さとは別のベクトルになっていて昔を知るファンとしては絶えがたい映画。
・ リーダー、ジム・フェルプスを演じるピーター・グレーブスはこの当たり役のため、その後『フライング・ハイ2』や『皇帝密使』(?)など
あちこちのパロディ映画でセルフパロディを演じていたが、『ミッションインポッシブル』で同役を演じなかったのはTVファン唯一の救いである。
・ TVシリーズをモチーフとしたゲームは正規ライセンスでは日本で発売されていないが、
PC黎明期には『スパイ大作戦』というアドベンチャーゲームがあり、OPや指令テープなどを当時の技術で表現していた(ポニカ・1982?)。
重量の概念のあるアタッシュケースに武器や秘密道具を入れて潜入するのだが、
暗号解読器など、クリアに必須なアイテムを入れ忘れると絶対クリアできないのは今考えても凄いトラップ。
・ また、DECOのピンボールゲーム(通称:デコピン)第2弾『シークレットサービス』 (1988)では
ラロ・シフリン作曲による本作のメインテーマ、および作戦行動中の潜入テーマ「THE PLOT」を聴く事ができる。超名曲。
後期コナミらしいグラフィックや曲が特徴的なオフィシャル版。下の顔はマックス、グラント、ニコラスか。(北米版NES・1990)
『コンフィデンシャル ミッション』 (セガ・アーケード、DC・2001) CONFIDENCIAL MISSION
・ セガの開発子会社ヒットメーカー作によるガンシューティング。詳しくは『007』 の項参照。
・ パクリ部分は、そのタイトル名と、主人公が所属している組織名。
TVの原題は映画と同じで『Mission:Impossible』 。「(実行)不可能な指令」で、ゲームは「困難な指令」。
このタイトルの元となるのは実は組織の名前で、TVの組織名はIMF(Impossible Mission Force) だが、
ゲームはCMF(Confidential Misson Force) 。そのまんま。
ちなみにIMFは民間の機関であるが、CMFは多分違う気がする。
007風のタイトルロゴ
『デゼニワールド』 (ハドソン・PC・1985)
・ PC黎明期の日本製ギャグベンチャーゲーム『デゼニランド』 (1983)の続編。
名古屋の巨大遊園地を制御する巨大コンピュータ「HAL3」 (ハルミ)を止めるため、デゼニマンが復活する。
詳しくは『2001年宇宙の旅』 の項参照。
・ パクリ部分はゲーム冒頭のメッセージ。「おはよう〜」ではじまりシメの言葉は「例によって〜」と始まる。テープは爆発しない。
おなじみの名調子で読んでください(クリックで終了画面)
■スポーン ■1997米 SPAWN
・ 荒井清和の漫画『べーしっ君』の主人公が衝撃を受けた時に叫ぶ意味不明の言葉、ではなくて
・ トッド・マクファーレン原作の人気コミックの実写映画化。
フィギュアが話題になっているだけにどれだけキャラクターの造型がカッコいいかというところにも注目が集まったが、
結果としてはジョン・レグイザモ扮するクラウンの下品ぶりが最も話題に。
・ カプコンがDC用に対戦ゲームを出しているがこれは原作をベースとしたもので映画とは直接の関係はないと思われる。
『Shinobi』 (セガ・PS2・2002) Shinobi
・ DC撤退以降、PS2では移植ものばかり出してきたセガが初めて新規に開発したゲーム。
MD版『ザ・スーパー忍』がベースとのことだが、ストーリーはSS版『真・忍伝』がベース ?。
・ パクリ部分は主人公キャラの特徴。ネオジオ『サムライスピリッツ』の服部半蔵にそっくり な彼の、半蔵との大きな違いが「長すぎるマフラー」。
「まるで生きているかのような赤いマフラー」というとスポーンの「まるで生きているかのような赤いマント」を思い起こさせる。
そういえばあのマントのCGを作ったのは日本人だそうですね。
彼の場合はスローで降りては来ない。あと武器にもならない。