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●映画 さ
■サイコ ■1960米 PSYCHO
・ アルフレッド・ヒッチコック監督の代表作。20世紀末に忠実なリメイクも制作されて話題になった。
アンソニー・パーキンス演じる主人公のサイコぶりが見物だが、おかげで他の役が来なくなった?
ヒッチコックとは関係ない続編が数作作られ、3作目だかでパーキンス自身が監督していた。
ホラー映画のショッキングなシーンで、弦楽器のキュイ!キュイ!キュイ!という
音楽が鳴るが、バーナード・ハーマン作曲のこれが元祖だろう。
『クイズ大捜査線』 (SNK・ネオジオ・1991)
・ クイズ探偵、ネオとジオが繰り広げるドラマ仕立てのクイズゲーム。
続編も作られていて、意外とファンが多い。
・ 今回の登場箇所は、ストーリーモードの右、マイケル・J・フォックスを依頼人にした場合のお話。
ゾンビの死神博士をやっつけて墓地を抜けた先にある秘密の館の姿が下の通りのおなじみの建物。
アンソニー・パーキンスの影が浮かびそうなベイツモテル
■殺人魚フライングキラー ■1981米 PIRANHA II:FLYING KILLERS
・ 巨大鮫映画『ジョーズ』のヒットから続く70年代後半に多数つくられたパニックホラー映画のひとつ巨大ピラニア映画
その名もずばり『ピラニア』 (1978)はジョー・ダンテ監督初期の佳作であったが、それの続編が本作。
ついに飛行能力を持ったピラニアが(トビウオかい)、地上の人間を食い荒らす。
・ この映画で有名なのは監督がジェームズ・キャメロン であること。そして彼がこの映画のことが大嫌いであること。
本作がデビュー作だった彼だが、大人の操り人形状態だったらしく「こんなの俺の映画じゃない」 と
クレジットから名前を外すことを要求したとか。その後『ターミネーター』(1984)の監督、『ランボー2』(1985)の脚本で名を知られる前の彼の苦労話である。
『超魔界村』 (カプコン・SFC、PS1、SS、GBA・1991)
・ 「カプコンのゲームは難易度が高い」という話をするときに必ず登場する人気アクションゲームシリーズの第3弾。
前2作はアーケード出身だったのだが本作は最初から家庭用。しかも前2作と遜色の無い良作の続編として発売された。
この事実は「アーケードゲームこそ至高」と思っていた当時のゲーマーに衝撃を与えた。
前評判通りの完成度で非常に高い評価を得られた作品だったのだが、なぜか正統的な続編はその後一度も作られることはなく、
時代は「アクションのカプコン」から「格闘のカプコン」へと変化していく。
・ 今回の該当キャラは2面中盤に登場する魚。横軸が合うとプレイヤーめがけて飛んでくる。
グラフィック的に見ただけではよくある魚ザコなのだが、攻略本などで発表されたキャラ名はその名も「フライングキラー」 。
(情報提供:グリムロッド様)
弧ではなく直線を描いて飛んでくるところに面影が
『メタルスラッグ3』 (SNK・ネオジオ、PS2、XBOX・2000)
・ ネオジオの格闘ゲーム以外の人気作である横スクロールアクションシリーズ第4弾。
1作目からのメンバー(イリオス)の最後の作品で、シリーズ最高峰のハチャメチャかつ芸術的な2Dグラフィックを堪能できる。
・ パクリ部分は1面通常ルートで出現するジャングル。
船に乗って進んでいくと、川からピラニアの群れが宙を飛んでやってきます。まさにフライングキラー。
ピラニアがエネミーとして登場することは多いけど、フライングはあまり無いと思う
■サタデー・ナイト・フィーバー ■1977米 SATURDAY NIGHT FEVER
・ 『バトルフィールド・アース』でゴールデンラズベリー賞を総なめにしたジョン・トラボルタの実質デビュー作。
監督は『ブルーサンダー』『張り込み』など佳作を多数手掛けるジョン・バダム。
本作のヒットにより世界的なディスコブームが巻き起こったという、流行の中心に映画があった時代の青春映画。
白づくめのスーツで踊るトラボルタは、ディスコブームのシンボルとなった。
あと、ボーカル曲ばかりのサントラアルバム(その多くはビージーズが手掛けた)でヒットした元祖でもある。
続編『ステイン・アライブ』 (1983)の監督・脚本はなんとS・スタローンだったりする。
『餓狼伝説スペシャル』 (SNK・ネオジオ、SFC、MCD、PCエンジンCD/AC・GG、X68000・1993) FATAL FURY SPECIAL
・ 『餓狼伝説』シリーズ最大のヒットを飛ばした『餓狼伝説2』改良版。
これと『サムライスピリッツ』のヒットがネオジオ人気のピークだった。
・ パクリ部分は、『2』からの追加キャラクターとして復活したダック・キングのステージ。
ディスコのステージにあるマルチビジョンに登場するミュージッククリップはMCハマー……じゃあーりませんか、なのですがポーズは一見トラボルタ風。
手の向き違うけど。というかMCハマー(本物)でもこのポーズしてたか? だとしたらお門違いな突っ込みだなあ。
1990年代前半のディスコはこんな感じだった?
『きみのためなら死ねる』 (セガ・ニンテンドーDS・2004)
・ タッチペンを使った単純なミニゲーム集を、オシャレ系画面&演出とふざけた音楽でデコレーションしたソフト。
街で一目ぼれした女の子へアタックする主人公の青年の苦難を面白おかしく描く。
・ 音楽の圧倒的バカバカしさのインパクトに比べ、笑いなのかそうでないのか方向性がはっきりしない演出方面は
HPプレオープン時ほどの衝撃は与えられず、発売後の盛り上がりはいまひとつであった。
・ 指摘箇所はゲームを一度クリアした後のご褒美・サウンドテスト。
再生した音楽に合わせ画面のキャラクターが踊りだすのだが、ループしない音楽を再生した場合、おなじみのポーズでシメる。
(情報提供、画面撮影:B.J様)
ウサミミの人がリーダー。プロモーション用実写版はインパクトも抜群。
『ザ・キング・オブ・ファイターズ’96』 (SNK・ネオジオ、SS、PS1、GB・1996) THE KING OF FIHGTERS '96
・ ネオジオ後期から現在まで続く人気SNKドリームマッチ対戦格闘の第3弾。
・ パクリ部分は現在のところ本作のみでの登場しかしていない『竜虎の拳(2)』から登場の「Mr.ビッグ」 より。
本作唯一登場の「ボスチーム」内で唯一の"中ボス"で、個性的な餓狼ボス2人(ギース、クラウザー)に比べると陰が薄いため
キャラの個性をパワーアップさせたかったのか、なぜか「勝ちポーズがトラボルタ」になってしまった。でもそれなりに違和感無い。
(情報提供:アニータ様)
数あるゲームの中でもかなり再現度が高いポーズ。左右対称なのはやはりボスだから2P側推奨?
『実況おしゃべりパロディウス』 (コナミ・SFC、SS、PS・1995)
・ 『グラディウス』のパロディ作としてカルト人気を持っていたMSX版(1988)をベースに、アーケード版で大幅リメイクした『パロディウスだ!』(1990)。
それらの作品から連なるシリーズ(ややこしい)のうちのひとつで、アーケード移植実績のあったSFCでの初のオリジナル。
シリーズではMSXを含めると通算4作目にあたる。
・ なおSS、PS版『〜forever with me〜』 はSFC版のさらにリメイク。ああややこしい。
・ 家庭用ベースでの企画のため、1面あたりの展開は長めでじっくり楽しむことができたのが良かった。
八奈見乗児(SS,PS版では小原乃梨子も)による"シューティングの実況"は意外と便利であった。
・ パクリ部分は1面の背景。すべてを70年代ディスコ調で統一したステージ(BGMは「That's The Way I Like It」)の中、
背景の柱のデザインでアフロのペンギン(というかもはや別のイキモノ)がとってるポーズが映画のキメポーズです。
(情報提供:B.J様)
背景の柱のポーズにご注目ください。
『スプラッターハウス わんぱくグラフティ』 (ナムコ・FC・1989)
・ なぜこれをコミカルに?とファン全員から突っ込まれた怪作。詳しくは『エイリアン』 の項参照。
・ パクリ部分は1面中ボス。特設ステージから競り上がってくるドラキュラのポーズがトラボルタ。
この後、皆でマイケル・ジャクソンの「スリラー」を踊る。全く持って意味不明。ドラキュリアンもびっくり。
全編通してもかなりしょうもない、この最初に遭遇するボスに幻滅したファン多し
『メイド・イン・ワリオ』 (任天堂・GBA・2003) Wario Ware,inc.
・ 1人用『タントアール』任天堂版。すべてのゲームを5秒で終わらせるというテンポのよさがオリジナリティとなっている。
・ パクリ部分はゲームを提供するキャラクターのひとり、ジミー。70年代のディスコテイスト爆発の彼は一見アフロ犬に見える。
ディスコテイストということで決めポーズもトラボルタそのものである。
(写真提供:B.J様)
上の『実況パロ』じゃないけど、アニメ化するなら八奈見乗児が声を当てそうなキャラ
■ザ・フライ ■1986米 THE FLY
・ デビット・クローネンバーグ監督最大のヒット作となる『蝿男の恐怖』 (1958)のリメイク映画。
元々傑作恐怖映画だった原作をベースに、クローネンバーグ色をスパイス、
未だに"ハエ男"呼ばわりされるジェフ・ゴールドブラムを主演に据えた結果、生理的にも恐い映画となって大ヒットした。
ただしクローネンバーグはこのヒットに"懲りて"その後はカナダでマイナー映画制作へと邁進することになる。
・ なおこの映画で共演したゴールドブラムとジーナ・デイビスは後に結婚するが、その後の共演映画はことごとく不発に終わり、結婚も解消されるのは
次のジーナの旦那、レニー・ハーリンでも同じ経緯を辿ることとなった。さげまん?
『スプラッターハウス わんぱくグラフティ』 (ナムコ・FC・1989)
・ なぜこれをコミカルに?とファン全員から突っ込まれた怪作。詳しくは『エイリアン』 の項参照。
・ パクリ部分は3面ボス。バイクのダイナモ型転送機、ハエとの合体など映画を忠実に再現……
というかこのゴールドブラムはやばい。転送する前から怪人顔なところなんかそっくり。
ただし転送した後の姿は元の『蝿男の恐怖』のラストのクモの巣に引っ掛かった"残り"に似てる。
『女神転生』じゃないのでお間違えなきよう
■猿の惑星 ■1968米 THE PLANET OF THE APES
・ 『スター・ウォーズ』登場以前の、SF映画がまだ二流映画扱いだった時代に一大センセーションを巻き起こしたSF映画。
近未来、遭難したアメリカの宇宙船がたどり着いた星は、猿が人間を支配する惑星だった。
しかも、その星は彼らが住んでいた2000年後の核戦争後の地球だった、というオチは非常に有名……なので書いてもよかったよね?
・ 映画はその後、『続 猿の惑星』、『新 猿の惑星』、『猿の惑星 征服』、『最後の猿の惑星』 と計5作も作られている。
おかげで私はこの映画で「コバルト(爆弾)」というものを知った。
大御所ジェリー・ゴールドスミスの音楽も秀逸だったがレコード時代は国内で発売されていなくて、輸入LPを買ったなあ。
ただし今はCD化されて日本でも買うことができる。良い時代になったものだ。
・ 2001年にティム・バートンがリメイクして本国では大ヒットしたが、日本での評価は押しなべていまいち。
個人的にもあまり特筆するべきところのない凡作であった。
『コロニーオデッセイ(冒険編)』 (NEC・PC-6601、PC-6001mkII・1983)
・ "パピコン"の名で親しまれた名機PC-6001シリーズの上記機種として登場した、PC-6601の本体同梱ソフト。
宇宙人に連れ去られたガールフレンドを救うため、宇宙艇を利用してさまざまな時代をモチーフにしたコロニーを渡り歩く
英字コマンド入力式のアドベンチャーゲーム創生期の作品。美しい画面描画は書き終わるのを待つのもひと苦労だった。
ゲームそのものはAppleIIなどで発売されていた『タイムトンネル』などの影響を大いに受けているようだが、
そんなことよりも物語の監修として小松左京 のクレジットが入っているのが話題。あと音声合成でたどたどしく喋るのも話題。
「カンジ・カンジ」……それはPC-6001mkIIのCM。PC-6601は「チゴイネルワイゼン」か。
・ 大容量フロッピー3枚組(!)のストーリーは、実は「冒険編」のみで、後編「対決編」がさらに3枚のディスクで存在する。
もちろんこちらは販売されていて、クリアすると「はん売店」でお買い求めくださいと言われる。いい商売だ。
そんな理由のため「対決編」をプレイした人は少ない(なおPC-6001mkII版は普通に全部入っている)。
・ パクリ部分はディスク1にあるコロニー「AMAZONE」。海岸には体半分が埋まった自由の女神が。映画のラストシーンそのままの構図にニヤリ。
・ 本作は壮大なSFであると同時に、当時のアドベンチャーゲームで多かったギャグ要素もかなりふんだんに盛り込まれており、
映画のパロディ要素は他にもあったようだ。
自由の女神のほかに「対決編」では『ブッシュマン』のニカウさんが登場したりもしているらしい。
(情報提供:あるてま様)
『青春スキャンダル』 (セガ・アーケード・1985) MY HERO
・ 横スクロールアクションゲーム。開発はコアランド(現・バンプレスト)。
チンピラにさらわれた彼女を救うためツッパリ高校生が戦いを挑む、
といっても『熱血硬派くにおくん』のようなシリアスなものではなくコミカルなもの。
最終面でボスと一騎打ち。戦い終わったその後は、夕陽に向かって2人で涙を流す。だから「青春」 (笑)。
しかし、チンピラグループを倒した後にも新たな敵が現れ、ヒロインをさらっていってしまう。
2面は過去の世界の「忍者」、で3面は未来の世界の「猿」が敵。
ただし残念なことに唯一の移植版であるmkIII版ではずっとチンピラグループだった。
ちなみに最後の猿宇宙人?の親玉を倒しても、やっぱり「夕陽と涙」はある。
・ その後に出た名作mkIII版『北斗の拳』 の原点とも思われる箇所がいくつかある。
猿がヒロインをさらうところ(2面クリア画面)と3面の模様。
『スターフォックス(64)』 (任天堂・SFC、ロクヨン・1993) STAR FOX
・ ポリゴン3Dシューティングを家庭用ゲームに持ち込んだ先駆けとなる任天堂のマニアック方面の名作。
このゲームの物語は、雇われ屋のキツネが宇宙戦闘機に乗って、悪い猿(人間)をやっつけるというお話なのだが、
この猿の惑星の名前が「コーネリア」 。映画(1作目)に登場するロディ・マクドゥール扮する猿人間の名前は
「コーネリアス」 なので、これが由来なのは明白。
ちなみに日本のバンドのコーネリアスも『猿の惑星』ファンだったからつけたのは有名。
・ なおロクヨン版は続編でなくSFC版のリメイクなので基本的なストーリーは同じである。2はSFC版で発表こそされ発売に至らず。
■サンダーボルト ■1974米 Thunderbolt And Lightfoot
・ クリント・イーストウッド主演、大砲で金庫破りするはちゃめちゃ映画。
相棒は、田舎の兄ちゃんやらせたら右に出るものがいない、当時は若者だったジェフ・ブリッジス。
監督のマイケル・チミノはこれがデビュー作だが、すっかり聞かなくなったなぁ。
『グリーンベレー』 (コナミ・FCD・1987)
・ 1985年発売の同名アーケードゲームをアレンジ移植したもの。
比較的地味な作品だったものを、基本的なゲームシステムはそのままに、ファミコンらしいアレンジをほどこした佳作。
ファミコンではなかなか少ない2人同時プレイも可能だが、アーケード版は1人用だったので、コナミの気合を感じられる。
アーケード版ではドラムだけだったBGMも、ファミコンならではの名曲揃いとなった。
・ パクリ部分はパッケージイラスト。青プレイヤー(スティーブ)の顔はどうみてもイーストウッド。赤プレイヤー(ベン)も誰かに似てるような……。
このバズーカを持ったアングルが、映画のポスターにあったイーストウッドが大砲に取り付いている絵になんとなく似ていたのでここに掲載。
どの映画に一番近いか、で判断してみました。髭……。