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●映画 わ・を・ん・その他

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地大乱■1992香港
・ 外伝を含めると、いったいシリーズ全部で何作出ているのかわからない『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ』、通称「ワンチャイ」シリーズ第2作。
  (別に杉本彩もフッくんも出ないのでツッコミ不要)
・ 歴史上の人物である清の時代の英雄・黄飛鴻の活躍を描くシリーズで、第1作目『〜天地黎明』(1991)以降、
  2、3、6作目で主人公を演じたリー・リンチェイ(ジェット・リー)の香港での最大の代表作となった。
  また序盤作品の監督は、現在はハリウッドに活躍の場を移したツイ・ハークが手がけており、こちらも彼の代表作として人気が高い。彼は監督。製作、脚本を手がけている。
  シリーズ全作を通してもっとも評価の高いのがこの2作目である本作であり、日本でももっともメジャー公開された作品。
  その理由はもちろんジャッキー・チェンが主題歌を歌っているから! というわけではなく、カンフーの迫力と技の美しさにある。
・ 補足だが製作総指揮はブルース・リーとMr.BOOと一連のジャッキー映画などで有名なゴールデン・ハーベスト社のボス、レイモンド・チョウ。
  武術指導は後に『マトリックス』などで一般ファンにまで名が知れ渡るイェン・ウーピン。

『〜幕末浪漫〜月華の剣士』(SNK・ネオジオ、PS1・1997)
・ ポスト「サムライスピリッツ」を掲げて、なぜか同じメーカー、SNKが開発した剣劇対戦アクション。
  当時流行っていた漫画『るろうに剣心』の影響を受け、ソフトタッチでしとやかなグラフィックは今見ても魅力あるもので、
  その集大成的なシステムと合わせネオジオ後期の代表作と言ってもよいだろう。
・ ただし時代は3D格闘全盛であり、本作に注目するプレイヤーは決して多くなかったのが残念。
  シリーズとしては2作発売された。2作目はDC、ネオポケなどに移植されている。
・ さて、今回の該当箇所はプレイヤーキャラの一人、「李烈火」。その弁髪姿を見れば一目でわかる黄飛鴻である。
  まさかのジョージ秋山「はぐれ雲」参戦をはじめ、「無限の住人」から天津影久、「るろうに」からも斎藤一や鵜堂刃衛が登場する
  本作の中で、唯一の実写ネタとして夢の競演を果たす。キム・カッファン以上に変幻自在かつ流麗な足技を楽しもう。
  なお、映画で詰まれた机を砕いた後転蹴りは必殺技「炎扇翔」で、
  悪党に炸裂させた空中からの蹴りも「無影脚」にて、まったく同じ動きで再現されている。
  なお李烈火は2作目『幕末浪漫第二幕 月華の剣士 〜月に咲く華、散りゆく花〜』(1998)でも、
  相変わらずメインストーリーとは何にも関係なく登場するので念のため。
  (情報提供:あれふ様)

こちらが李さん DVDのパッケージなどで有名なポーズ(鏡面になってしまってすみません)

華麗な足技 蹴ってるだけで楽しいキャラ
わざわざ日本まで修行に?やってきたカンフー使い



MGM映画■1924創設
・ メトロ・ゴールドウィン・メイヤーの、合併した3つの映画会社の頭文字を取ってMGM。
  ライオンが吼えるオープニングでおなじみ。ちなみにHPはココ
  ちなみにライオンは何年に一度か撮り直していて、勢いよく吼えるライオンもいれば、なんだか元気なく吼えるのもいる。
  なおライオンのロゴは、もともとゴールドウィン社のトレードマークだったそうだ。

ライオン


 
『ワンダーモモ』(ナムコ・アーケード、PCエンジン、PS・1987)
・ アーケードゲーマーの神様であったナムコが、ご乱心めされた80年代後半の代表作。
  どこかの体育館のステージみたいなところで、不細工なミニスカの少女がやる気のない怪人たちと戦うという、
  デパートのアトラクションをちゃかしたような設定のゲーム。
・ 当時、脱衣麻雀以外ではあまり無かったパンチラなどの演出?やプレイヤーキャラの音声合成ボイスなど
  まだ「おたく」という言葉のない時代にそういう文化を根付かせるのに多大な影響を与えた。そういう意味でやはりナムコは凄いのか?
  (PS版は『ナムコミュージアムアンコール』に収録)
・ パクリ部分はゲーム開始時。モモがライオンのように吼えます。

がおー たすけてーこわいよー
このしょぼいグラフィックに萌えた人多数。


『魔導物語1−2−3』(コンパイル・MSX2ほか・1990)
・ 後のコンパイルの代表作となったファジーRPGシリーズ第1作。
  元々は定期刊行雑誌形式ソフト『ディスクステーション』に収録されたミニゲーム(製品版の2に相当)に
  前後のシナリオを加えた3作のオムニバスRPGとして製品化した作品。
・ プレイヤーが戦士ではなく魔法使いのみであること、詠唱魔法をボイスで喋らせたこと、パラメータをあいまい化したことなど
  いろいろ目新しい要素が多かったが、一番評価の戦ったのはかわいらしいキャラクターだろう。
  その証拠に後にPC-98に移植した際、戦闘中の敵キャラクターの絵をすべて等身を上げたのだが評判がすこぶる悪く   (八等身風の「すけとうだら」とか想像してください)、その路線はそれっきりに。
・ その後本作のスライムにあたるキャラ「ぷよぷよ」を使って作った落ち物パズルが大ヒットしたのはご存知のとおり。
・ 補足だがアーケード版以降の『ぷよぷよ』の幕間にあるデモは本作(2,3)を元にした会話になっているので、
  本作を知らないとさっぱり意味がわからないが、知ってても大したことはないのであまり気にしないでおこう。
・ なお本作は年末発売予定の『MSXマガジン永久保存版2』収録されるそうである。
・ ところでPC-98のあとも本作は移植され続けた。GG(1、2、3)、MD(1)、PCエンジン(1)など。
  さらには続編もPC-98(GG)、SFC、SSなどで登場したロングランシリーズである。
・ パクリ部分は「3」のタイトル出現前のデモ。2のエンディングで仲間になったカーバンクルががおー、といいます。
  あ、そうそう本作の主人公といえばアルル=ナジャだが、ただし本作が出たときには彼女には名前は付いてなかったのは
  (「ぼく」という一人称のみ)MSXファンの間では結構有名な話(最初に名前がついたのはいつなんでしょう?)

こっちも「がおー」 こんなタイトル画面
右はおまけで直後に出るタイトル画面。当時はこんなに渋いゲームだったのです(ちょっとだけ本当)