menu
・北斗神拳
・南斗聖拳
・元斗皇拳
・修羅 北斗琉拳
・他流派その他
・TOP
修羅・北斗琉拳
■修羅(ただの修羅のひとり)■
使用奥義:忍棍妖破陣、千手魔破、修羅忍道破魔砂蜘蛛、毒蜘蛛手刃滅把妖牙
決まり手:ファルコの黄光刹斬
・ 手負いとはいえ、ファルコと対等に渡り合った、海岸を守る修羅。
きっと大陸からやってきた猛者と戦っているうちに物凄く強くなったんだけど、
「僕なんてただの修羅のひとりさ」とか自分が強くなったことを知らずに過ごしてしたに違いない。
とにかく歴代でもっともカッコイイ雑魚。
『ワールドヒーローズ』(アルファ電子・ネオジオ・1992)
・ プレイヤーキャラの一人、ムエタイ使いの名前が「シュラ」といい、髪型が同じ。
パクリかどうかは微妙なところなのだが、とりあえず掲載。
っていうかそのまんまな奴がどっかのゲームに登場したんだけど、思い出せないー(苦笑)
■ボロ■
使用奥義:なし
・ 戦いに敗れ、しかも生き長らえてしまった修羅たちの慣れの果て。
ボロ布を身にまとい、修羅の従者として付き添ったり、修羅の戦いで敗れた者の死体の処分なども行っているようだ。
『デスブレイド』(データイースト・アーケード、SFC、X68000・1991)
・ 『ファイティングファンタジー』(1989)の世界観を継承した対戦ゲーム。
武器による闘いだった前作から一転、非武装の肉弾戦による奥行きのある戦いを行うゲームになった。
っていうかつまりはモンスターによるプロレスゲーム。
・ 敵を倒した時に死体をボロみたいな人が運んでくれます。ただの死神なのかもしれませんが。
どんどんいこうね。どんどんしまっちゃうからね。
■殺・斬(シャー・ザン)■
使用奥義:修羅の技
決まり手:ザン=シャチの北斗琉拳、シャー=郡将カイゼルの孟古流妖禽掌
・ シャチと対峙した郡将カイゼルが拳力だめしに仕掛けた2人組。
普段はカイゼルの乗るでかい乗り物を牽引するバイクの乗り手だった模様。
・ 2人組の拳法家というと、南斗双斬拳とかハーン兄弟とか楽しげな者が多いが、彼らもなかなかインパクトが強い。
ザンを一撃で倒したシャチに思わず退くシャーを、カイゼルが「修羅のうしろに道はない!!」と自ら手にかけるところが、
まだまだマジメな修羅が多かった修羅編前半らしくて素敵。
・ ちなみに名前の由来が「でてこいシャザーン!」から来ているのは間違いないだろう。
『ファイティングファンタジー』(データイースト・アーケード・1989) HIPPODROME
・ データイーストが格闘ゲームブーム到来前に発売したファンタジー世界観による対戦アクション。
登場する敵もドラゴン、メデューサなど多彩(かつ攻撃が卑怯)。
プレイヤーが使えるのは剣士のみだが、賞金により武器を購入した上で対戦相手によってそれを選択できる。
・ 続編『デスブレイド』はSFCにも移植されたが武器の概念が希薄で、むしろ前作であるこちらを評価をする人は少なくない。
・ で、このゲームのラス前の敵が彼ら。いきなり2人がかりで「サギだ!」と思った人はいませんか?
容量の関係か手についた武器はシャーのものだけだが、協力攻撃の多彩さは本家を上回る。
肩車による空からの攻撃や、羽交い絞めなどもあってゲームではなかなか強い。
修羅と戦えるゲームはあまりないので貴重だ。ははしゅはしゅしゅ
右写真はエンディング専用イラスト。主人公はガラ様?
■羅将ハン■
使用奥義:北斗琉拳 奥義 魔舞紅躁、疾火煌陣、白羅滅精、斬風燕破
決まり手:ケンに視神経を封じられて河へ落ちる
・ 修羅の地をおさめる羅将の一人で、北斗琉拳の使い手。
彼とケンシロウの戦いは、拳法漫画だった『北斗の拳』が念力漫画になった決定的な瞬間。
姿は『スパルタンX』(映画のほう)のボスをモチーフにされている。
・ 「百人から先はおぼえていない!!」という名台詞を残したため、印象の強いキャラクター。
『ザ・キング・オブ・ファイターズ2000』(SNK・ネオジオ・2000)
・ シリーズ7作目のボスキャラクター「ゼロ」。
見た目だけでなく技も「魔舞紅躁」(下アニメ)「疾火煌陣」「白羅滅精」「斬風燕破」と全部使う。やりたい放題。
そうかーやっぱり「白羅滅精」は超必殺技かー。ってそうじゃなくて。
それ以外も「幻魔刻翔」は「擾摩光掌」(ヒョウの技)の文字違い?
「獄鎖斬陣」は「呪龍羅斬陣」(カイオウ滅殺隊)?
翌年に発売された『KOF2001』にて音巣対流拳(ネスツりゅうけん)の使い手であるということが発覚。りゅうけんですか……。
・ なお、彼の名台詞「ゼロを超えるものはゼロしかいない」は『コブラ』(寺沢武一)の「ブラックソード・ゼロ」からのパクリ。まぁKOFだし。
技1つなんて生ぬるい。全部まとめてパクってやる!って感じでしょうか。
■修羅の消毒部隊■
使用奥義:火炎放射器
決まり手:ケンの回し蹴りで文字通り一蹴
・ カイオウとシャチが戦う泰聖殿へ向かうケンシロウの前に立ちはだかった3人組。
この辺になるともはや"肉体を鍛えた修羅の男たち"であったはずの「修羅」のイメージはどこかへいってしまっている。
でもこういうキャラがこの漫画最大の持ち味だったりするので、マジな戦いが続く時の清涼剤になる。
・ ところで向かって一番右の人。ファミ神拳の人に似てるかも。
『ならず者戦闘部隊ブラッディウルフ』(データイースト・アーケード、PCエンジン・1988)
・ データイーストの男臭い会話が楽しめる戦場ゲームシリーズ第1弾(?)。
後に続くのは『ミッドナイトレジスタンス』とか『サンダーゾーン』とか。
・ このゲームの2面の中ボスに火炎放射器を持ったモヒカン男がいる。
彼が登場時に叫ぶセリフが「アツイゼ アツイゼェー アツクテ シヌゼェーッ!」。
以後、データイーストのゲーム群を象徴する伝説の言葉となったこのセリフの元ネタが上記のあんなキャラでいいんですかね?(笑)
なおキャラクターデザインは一部サウザー初登場時に出てきた「消毒部隊」も一部混じっていると思われる。
左と中央の画面はPCエンジン版。右はアーケード版の2人プレイ。火がしょぼい。
おまけ。こちらは消毒部隊戦。アーケード版はなぜかザコのくせに死体が残り死屍累々となる。
■羅将カイオウ■
使用奥義:北斗琉拳 奥義 暗琉霏破、暗琉天破、凄妙弾烈、呼頸虚塞
決まり手:溶岩
・ 修羅の国の創設者であり、北斗琉拳の使い手にして第一の羅将にしてラオウの実の兄。さらに北斗宗家の血まで流れている。
というわけでトキはこの時点で三男に降格。しかも妹のサヤカがいるのでこの兄弟は少なくとも4兄弟。
トキと違って顔も姿もラオウそっくりだが、前髪をたらしているところがちょっと色気づいている。
幼少時の師ジュウケイによるひどい育て方により性格をかなり歪められ、歪んだ心が空間をも歪める暗琉天破を体得させた。
漫画もこの辺になると無重力空間で戦ったりして大変なことになっていて、どのくらい凄いのかは
読んでいるほうも描いているほうもわかってないような気がする。
・ あと最後は「実は〜だったのだ!」が多すぎて、どんな話だったのかディティールをよく覚えていない人も多いと思うが
今読んでも普通の人にはやっぱりよくわからないので安心しよう。
一応書き出してみる。実はラオウの兄で実はヒョウの従者で実はケンの母が死ぬところを見ていて実はマザコンで実は北斗宗家の血が流れていて……
『バトルヒート』(ハドソン・PC−FX・1994)
・ PC−FXの短い人生のスタートであり、このハードのすべてを物語るソフトのひとつ。詳しくは「ケンシロウ」の項を参照。
・ どれもこれもそれっぽいキャラデザインなのだが、ここでは敵の総帥「ゲッツ・フォン・ダーク」を紹介。
神聖ダーク帝国の総帥にして赤いマスクとマントに身を包むその姿は鎧に身を包んだカイオウを思わせる姿である。
(ただし鎧のデザインはむしろ南斗最後の将・ユリアに似ているけど)
このゲームでの彼は覇帝拳(覇者であり帝王?)の創始者として戦うぞ。
技の中には北斗剛掌波ならず「剛昇波」「鬼神剛掌拳」「剛掌猛波山」、北斗神拳ならず「爆龍神拳」なんてものも。