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南斗聖拳
■カーネル(大佐)■
使用奥義:南斗無音拳 他にも鉤爪、ブーメラン、槍など使用。
決まり手 秘孔・瞳明を突かれ目が見えなくなった後、北斗壊骨拳にて背中から全身の骨が飛び出す。
・ 神の国=GOD LAND(ゴラン)創設に生きた元レッドベレー大佐。
自称「世界最強」の殺人拳、南斗無音拳の使い手。その実、余り強くない。しかしこの「世界最強」という言葉、
その後物凄い拳法家が続々と登場するこの漫画において、最初の2巻目でこんな大それたことを言ってしまったが為に、
その後長く続く北斗の拳ブームの中でファン同士が「誰が一番強いか?」という話をすると必ず最後のオチとして
「でも世界最強は南斗無音拳」と冷やかされ続ける、数奇な運命を背負ってしまった。
『ザ・キング・オブ・ファイターズ’94』(SNK・ネオジオ、PS2・1994)
・ 10年以上続く超ロングラン格闘ゲームシリーズ第1作。
当初はSNKの人気キャラ共演によるお祭りソフトだったが、好評につきシリーズ化され、結果的に最も長く有名なシリーズ物語となった結果
本来は正伝であった『餓狼伝説』と『龍虎の拳』の時間軸の関係などの設定の方がむしろ消え去ることになった。
・ ここで指摘するのはブラジルチームのリーダー、ハイデルン大佐。
2人同時プレイアクションシューティング『怒-IKARI-』のキャラ、ラルフとクラークだけだと3人チームになれないため新たに新規追加された彼らのリーダー。
本作で人気を博した彼は、その後も95、98、2001などで活躍するが、なにぶんレオナの人気が高すぎるためか、なかなか復活の機会を与えられない。
(公式サイト紹介)
・ ベレー帽にアイパッチ、軍服に肩当て(風デザイン)と外見はカーネルのコピー、さらに階級も「大佐」ということで非常にわかりやすいパクリキャラとなっているが、
似ているのは外見の基本デザインのみで、家族思いのキャラ設定や使用する技などには余りカーネルの面影は見当たらない。
当時は珍しい「敵の体力を吸い取る」キャラ
『ならず者戦闘部隊ブラッディウルフ』(データイースト・アーケード、PCエンジン・1988)
・ 詳しくは修羅の項「修羅の消毒部隊」参照。
・ 最終面で大統領を人質にしている敵ボスがベレー帽姿にブーメラン攻撃、ということで、ちょっとカーネル似かと思って掲載。
・ ところがその後さらに新事実発覚。PCエンジンに移植された際、面を再構成され、よりドラマチックな展開が待っていた。
クリアしたと思ったら新イベントが起こり、最終的に敵ボスともう一度戦うハメになる。
その時の攻撃こそ、分身しつつプレイヤーの背後をとる素早い移動! まさにこれぞ南斗無音拳!! やはり彼はカーネルだった!
右がPCエンジンの最終面。これで"ヘビーバレル"持たずに鉤爪攻撃さえしてくれれば完璧だったんですけどね。
■南斗六星■
・ 百八派ある南斗聖拳の中でも南斗を極めた6人を南斗六星=南斗六聖拳と呼ぶ。
6人の名は、南斗狐鷲拳のシン(後付設定なので名称はグラビア本で発覚)、南斗水鳥拳のレイ、南斗紅鶴拳のユダ、
南斗白鷺拳のシュウ、南斗鳳凰拳のサウザー、そして南斗慈母星のユリア。
最後の一人は、どの辺が南斗を極めているのかかなり謎だが、そういうものなんだから仕方ない。
『ザ・キング・オブ・ファイターズ'97』(SNK・ネオジオ、SS、PS・1997)
・ シリーズ第4弾。
『餓狼伝説』でおなじみ舞の、KOF専用の技が大幅増加した。その名も
「水鳥の舞」「鳳凰の舞」「白鷺の舞」「紅鶴の舞」。
「狐鷲の舞」が無いのは、原作には登場しないからだろう、多分。
■レイ■
使用奥義:南斗水鳥拳 飛燕流舞、奥義 飛翔白麗、究極奥義 断固相殺拳
決まり手 ラオウの秘孔新血愁の後、トキの心霊台でトドメ(ちょっと違うか)。
・ アニメ版の水色の髪、青い服がアレだった、本編でもケンシロウに次ぐ人気キャラクター。
南斗六聖拳のひとりで、人のために生きる「義星」の男。
なお不慮の事故で亡くなった声優、塩沢兼人氏の遺作は、PS版『北斗の拳 世紀末救世主伝説』のレイ役との噂。名台詞の数々を心して聴こう。
『虎への道』(カプコン・アーケード・1987)
・ 詳しくはフドウの項参照。
レイは3面の中ボスとして登場するが、フドウとは違い若干アレンジが施されている。
鷹を従えて襲ってくるのだが、ジャンプしたときのポーズがそのまんまなのであった。
やはりレイは黒髪だよねぇ。
『珍道中!! ポールの大冒険』(セガ・Wiiウェア・2009)
・ 『スーパーマリオ』風ゲームの中に無数のギャグが隠されており、ネタを出すたびに音声と文字でツッコミが入るという新機軸ソフト。
・ この中の6-1にあるネタ088「しめされたしゅくめい」が北斗ネタです。
(どこに載せるか悩ましかったのですが一応ココで)
『ファンキーファンタジー』(吉本興業・SS・1996) Funky Fantasy
・ 「FFをサターンでも発売して欲しい!」という全SSユーザーの声に応えるべく吉本興業が立ち上がった本格的RPG。
キンシロウから引き続き紹介。レイのパクリ部分は第七話「荒野で決闘」に登場するライバルキャラクター「ル・レイ」。
このゲームのパロディは基本的に1つのキャラで収まらず、何かしらの2つのキャラを悪魔合体させているのだが、
このル・レイの場合、レイと合成したのは「ル・カイン」という『蒼き流星SPTレイズナー』の敵ライバルキャラ。
ル・レイは北極神拳と表裏一体の暗殺拳?・南極氷柱拳の使い手で、主人公たちに一対一の戦いを挑む。キンシロウに敗れたレイは、戦いを挑んだ訳を語る。
彼は最愛の妹を敵軍団に人質にされていたのだ!
なお、彼の決め台詞は「フッ、我が華麗なる舞を見よ」(クリックで再生)。自分で言うか。
(情報、写真、素材提供:アンソニー・ホーク様)
挑発キザ男が合体して訳のわからないキャラとなったル・レイ
聖極輪なしでガチンコバトル! だが基本的に謎のメカに搭乗するため、実にしまらない戦闘シーン
牙大王はアンマンナイスカン。おまけの右写真は助けに入るトレジャーハンター。
『ベア・ナックル2 死闘への鎮魂歌』(セガ・MD、GG・1992)
・ 横スクロールベルトタイプアクションゲームの続編。
開発はエインシャント(1と3はセガ内作)。
前作は『ダブルドラゴン』ぽかったゲーム画面は、キャラが大きくなりより『ファイナルファイト』に近付いた。
ただし必殺技を駆使するゲーム性はむしろこの手のゲームでは最高峰のものとなり、MDにしては大ヒットした。
・ パクリ部分は、プレイヤーキャラの紅一点、ブレイズの必殺技。
その名も「飛翔白麗」!……と雑誌には書かれていたのだが、発売直前でセガもやばいと思ったらしく?
急遽名前を変更。その名も「飛翔双斬」。そう「南斗双斬拳」(サウザーの部下が使った)との合体技なのだ(笑)。
ブレイズの両手を地面と垂直に振り下ろす攻撃モーションは、レイがユダに使った「飛翔白麗」そのものであるが、
言われてみれば南斗双斬拳の決め技も両手の刀剣を相手に振り下ろすもの。
確かによく似ているなぁ、とむしろ感心してみたり。
左は発売直前に配布された豪華両観音チラシから。右はソフトの取説から。この間にセガに一体何があったというのか!?
■ユダ■
使用奥義:南斗紅鶴拳 奥義 血粧嘴
決まり手:レイの飛翔白麗で刺さった腕を自分で胸に刺す。レイの腕ってそんなに尖ってるの?
・ 南斗六聖拳のひとり、妖星の男。
南斗水鳥拳のレイに惚れ、その美しさに嫉妬する余り魔道に落ちた。
『功里金団』(タイトー・アーケード、PS2・1988)
・ 功力真拳の伝承者「功里金団」の戦いを描く横スクロールアクションゲーム。詳しくは「ケンシロウ」の項を参照。
・ 全5面のうち、1面のボスが四鳥拳の使い手のひとり、「四鳥鶴風拳」の狂牙。
南斗紅鶴拳に似た攻撃を使い、拳法家のクセに派手なアイシャドウしていたりする。
この話の続きは「シュウ=(雷牙、烈牙)」の項へ続く。
オカマっぽさはないが、紫の服装はどうかと(笑)。右は衝撃波が地を這う奥義「風舞軌」。ケンも愛用していたね。
■シュウ■
使用奥義:南斗白鷺拳 奥義 誘幻掌、真髄 烈脚空舞、南斗烈脚斬陣
決まり手:聖帝のとりまき部隊の矢多数の後のサウザーの槍
・ 南斗六聖拳のひとり、仁星の男。
試合に負けた子供時代のケンシロウの命と引き換えに自らの目を潰すほどの子供好き。世紀末のマイケル・ジャクソン。
「盲目の闘将」と呼ばれる。
『功里金団』(タイトー・アーケード、PS2・1988)
・ 功力真拳の伝承者「功里金団」の戦いを描く横スクロールアクションゲーム。詳しくは「ケンシロウ」の項を参照。
・ 全5面のうち、2面のボスが四鳥拳の使い手のひとり、「梟影拳」の雷牙。
「獲物は闇に恐怖し、敵の姿を見ぬまま切り刻まれていくのだ」ということは本人は目が見えているのね。
奥義「飛影幻舞」を使う。死に際の台詞も熱い。
・ 続いて3面のボスが四鳥拳・第3の使い手、「孔雀重拳」の烈牙。
態度のでかい彼の繰り出す、奥義「誘幻手殺」は、まんま「誘幻掌」。
しかも分身するし手に負えない。
この話の続きは下の「聖帝サウザー=(幻牙)」の項へ続く。
きっと目は見えるのだと思う。この後分身して4体同時に襲ってくる。
■聖帝サウザー■
使用奥義:南斗鳳凰拳 極星十字拳、奥義 天翔十字鳳
決まり手:ケンによる天破活殺の後の北斗有情猛翔破
・ 南斗六聖拳のひとり、将星の男。
南斗鳳凰拳の師(お師さん)のために聖帝十字陵という大きな墓を立ててあげようとした義父思いの男。
心臓が右胸にあるという生まれつきの特異体質(実際にいるそうですね)を「帝王の血」と言ってのけるその心意気やよし。
・ 「ひかぬ!! 媚びぬ省みぬ!!」の名台詞が。
・ ちなみにPS版だとお師さんが登場しないのでただの愚者になっているのが気の毒。
『功里金団』(タイトー・アーケード、PS2・1988)
・ 功力真拳の伝承者「功里金団」の戦いを描く横スクロールアクションゲーム。詳しくは「ケンシロウ」の項を参照。
・ 全5面のうち、4面のボスが四鳥拳の使い手のひとり、「鳳凰飛拳」の幻牙。
「鳳凰」やら下記写真の「消せぬ、閉ざせぬ、さえぎれぬ!!」名台詞やら、かなりの類似度。
というかmkIII版のサウザーというべきかも(笑)。
この話の続きは「拳王ラオウ=(覇王)」の項へ続く。
必殺の「グーチョキ波」をかわす、これぞ鳳凰!
「鳳凰天飛翔」は「極星十字拳」。必殺の間合い! 右は「険がとれて子供のよう」な顔。
『スーパーマッスルボマー』(カプコン・アーケード・1994)
・ ポスト『ストII』を模索していたカプコンが放ったプロレスアクションゲーム『マッスルボマー』(1993)シリーズ第3作目。
人気絶頂期の原哲夫にキャラクタデザインを頼むなどかなり力を入れた1,2作(2は『DUO』ね)が期待と裏腹にヒットしなかったことを受けて、
今度はそれじゃあ対戦格闘ゲームにしてしまえとばかり、奥行きを無くしたりとかなりの変更を加えた。
が、そんな本作もやはりヒットせず、その後もカプコンは「そのままの」対戦格闘ブームを引き伸ばしていくしかなくなることとなった。
北斗ファンにとって本作最大のポイントは原哲夫の描いた多数のキャラクターイラストを広告や雑誌記事ではなくゲーム上で見ることができることになったこと。
あのイラストに、試合前後に表示される北斗風(原哲夫漫画風)のセリフで、かなりの世界観の「原哲夫」化が進められている。
・ 全体的に北斗風セリフが多いのだが、今回指摘はキャラクターの一人「アストロ」の前口上。
やはり心臓が右の特殊体質なんでしょうか。
(情報提供:斗羅丸様)
彼の他にもラオウ風、アミバ風、ハート風などちょっと嬉しくなる味付けが憎いぜカプコン