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●映画 ひ

HERO 英雄■2002中国(香港) HERO
・ 『グリーンディスティニー』などで世界的に話題となったワイヤーアクションのひとつの到達点となる中国時代劇剣劇アクション。
  ジェット・リー扮する"無名"の剣士が泰王(後の始皇帝)に語りかける、国中の達人たちとの戦いの物語を、
  圧倒的スケールの大きな映像で見せる。

『三国志大戦』(セガ・アーケード・2005)
・ セガ独断場となるアーケードカードゲームの1本で、三国志を題材に軍隊同士の攻城戦を描いたゲーム。
  収集目的としても使われるカードには講談社お抱えの漫画家を多数使い話題に。
  中身はchihiro基板らしいけどXBOXでは……流石に出ませんね。
・ パクリ部分は火計の戦術で弓兵が撃つ弓の演出。火矢にこそなっているものの、そのカメラアングルは
  映画を観ていない人でも知ってるラストシーン(なんだよな)の降り注ぐ弓のシーンそのもの。

画面は開発中のものかもしれません
TVCMでエンディング使うのって避けようないのでどうかと思う、って映画の話ですが



ヒドゥン■1987米 THE HIDDEN
・ 『ターミネーター』『エルム街の悪夢』などを発掘したアボリアッツ国際ファンタ
  グランプリ作品であるB級SF&刑事コンビ(バディ)もの。
・ 主演のカイル・マクラクラン(いや、ホントの主演はマイケル・ヌーリーか)がここでもFBI捜査官を好演。
・ 監督はこの前に駄作『エルム街の悪夢2』を撮っているジャック・ショルダーだが、
  この映画は本当に面白いので世の中何が起こるかわからない。
・ 人間をボディスナッチしたエイリアンを追う刑事とFBI捜査官(実はこちらもエイリアン)
  という設定も面白いが、追うエイリアンの特徴が「ハードロック」と「フェラーリ」が好き
  というところが壊れていて最高。
  エイリアンに乗っ取られた普通の一般市民が、フェラーリを爆走させて犯罪に走る姿はどこかコミカルでもある。
・ ラストはちょっと『デッド・ゾーン』(サン電子じゃなくてクローネンバーグの方ね)。

『クイズ迷探偵ネオジオ』(SNK・ネオジオ・1992)
・ 『クイズ大捜査線』の続編。登場箇所はシナリオ2「宇宙からの依頼人」。
  人間にボディスナッチした7人の宇宙人を、宇宙人の少女と共に追うネオ&ジオの活躍。
・ パクリ箇所としてはその、エイリアンが追っかける「人間の姿をした宇宙人」という設定と、
  エイリアンを口から吐き出すところ。確か映画でもこんなだったと思う。

げろげろ ちょっとえっちな感じ
エイリアンにも似てますが、ここはデザインよりも設定で



ヒッチコック劇場■米 Alfred Hitchcock Presents
・ 世界でもっとも有名な映画監督のひとり、アルフレッド・ヒッチコック監督がホストをつとめるテレビ番組。
・ 毎週30分(1時間)、ちょっと怖いドラマが楽しめる。『ミステリーゾーン』と共に日本でもおなじみの1話完結・海外TVドラマである。
・ 若手作家の実験番組ともなり、ロバート・ブロックなど、優秀な脚本家を多数輩出した。
・ なお、監督が既に故人となっている90年代にリメイク(脚本だけ残し撮影し直し)されたが、
ホストの部分は、当時のフィルムを当時最新技術であったコンピュータによるカラー彩色を使用して復活させていた。

『クイズ大捜査線』(SNK・ネオジオ・1991)
・ クイズ探偵、ネオとジオが繰り広げるドラマ仕立てのクイズゲーム。
・ 今回の登場箇所は、ストーリーモード左の、少女を依頼人にしたのお話。
・ 謎の組織「八竜眼」へ向かうため着いた空港で出会う人物が、ヒッチコック監督そのもの。似顔絵そっくりですね。
・ 厳密にいうと、監督=ヒッチコック劇場というわけではないのですが、一番近いのはこの番組だろうということで採用。

顔が暗いのはなんででしょうか
こんばんは、皆さん。



ビバリーヒルズ・コップ2■1987米 BEVERLY HILLS COP II
・ エディ・マーフィの出世作の続編。笑いのスパイスの効いた刑事物アクションで、前作(1984)に引き続きヒットした。
・ 監督は、当時は超売れっ子だったトニー“トップガン”スコット。
  共演は当時はスタローン夫人だったブリジット・ニールセン(悪役)。
  派手な登場の割にこけおどしのブリジットが印象的。
・ 個人的には映画館で二度連続で観た(笑)が、二度ともいまいち面白さは伝わらず。

『レッスルボール』(ナムコ・MD、PS1・1991)POWERBALL (WRESTLEBALL)
・ アメフトとサッカーと格闘技を混ぜ合わせた未来のスポーツゲーム。
・ 雰囲気はアタリのロボアメフトゲーム『サイバーボール』や、
  寺沢武一の漫画『コブラ』に登場した「ラグボール」などによく似ている。
・ テンポの良い内容などでメガドライバーの間で「唯一面白いナムコのメガドラソフト」と言わしめたゲーム。
・ プレイステーションの『ナムコアンソロジー1』(1998)に収録、リメイクされている。
・ なんでこのゲームと映画?と思われると思うが、パクリ部分は、ゲーム中のチームセレクトのシーン。
  ここで流れるBGMが、この映画の主題歌で、アカデミー賞にもノミネートされた
  「shakedown」(Bob Seger)のコーラスパート部分をそのまんま使用。
  あまりのパクリ度に、私はプレイしながらよく「Shakedown Breakdown Takedown〜♪」って歌いながらチーム選んでました(笑)。
・ ゲームしか知らない人は是非、ボーカルバージョンだと思って聴いてみると良いです。80年代ノリノリでイカス曲です。
  エキサイト着メロ試聴でメロディーラインだけ一応聴ける。MIDIで鳴ると尚更似てるような。(04.05.03追加)
  (関係ないけど、『ダークシール』のアレンジ曲と『ティンクルスタースプライツ』の2面?はパクリゲーム曲のチャンピオンです)


秘密諜報員ジョン・ドレイク■1965-英 Danger Man
・ 名作かつ迷作として名高いTVシリーズ『プリズナーNO.6』を制作・主演したパトリック・マクグーハンとそのスタッフが
  『プリズナーNO.6』の直前に手掛けたTVシリーズ。日本でも60年代中盤に放送された。
・ NATOの秘密諜報員ジョン・ドレイクが活躍するスパイもので、『007』シリーズと同様、イギリスで大ヒットを飛ばす。
  この番組のヒットを受けて作られた『プリズナーNO.6』がアレだったので視聴者は日本人の考える以上にとまどってしまい、
  ジョン・ドレイク役で人気を飛ばしたマクグーハン人気の息の根を止めることになったらしい。
  とはいえ『秘密諜報員〜』の人気は非常に高く、その片鱗がうかがえるのが主題歌「Secret Agent Man」。
  なお曲はこちらで聴けるみたい(ここ)。
  なつかしのTV主題歌のCDによく入っている。また、ブルース・ウィリスが"ブルーノ"時代に出したボーカルアルバムでもこの歌は聴くことができる。
  なお「平成夫婦茶碗」のテーマもこれのカバー。
・ ちなみに『プリズナーNO.6』番組中で、No.6が自分のことを「ドレイク」と名乗るシーンがあるらしいが、これは楽屋オチなのか?
・ 主題歌「Secret Agent Man」は、ゲーム関係ではデータイーストが1980年代に制作したピンボール『シークレットサービス』でも聴くことが出来る。
  これはライセンス許諾あり?(データムポリスターから出ていたCD『デコ・ヒストリー1』に収録。フルコーラス聴ける)

『スペースチャンネル5』(セガ・DC・1999) SPACE CHANNEL 5
・ ゲームについての詳しくは『オースティンパワーズ』の項参照。
・ 全編を60年代スパイミュージックで彩られた……というセールストークそのままに、2面(だったっけ?)ゲーム開始時のテンレレーレレレ〜♪というイントロが
  「Secret Agent Man」のイントロまんま。短いフレーズではありますが、あんまりにもそのままなんで嬉しくなる。


ビルとテッドの大冒険■1989米 Bill&Teds Excelent Adventure
・ 90年代のバカ映画ナンバー1に押したい、傑作映画。
  歴史の単位を落とさないためにタイムマシンで歴史上の有名人を片っ端から連れてきて、
  論文を発表しようとする2人のメタル狂いの青年を描いた青春映画。
  カタチとしては『ウェインズワールド』に似ているが、パロディ映画とはちょっと違う。
  続編として『ビルとテッドの地獄旅行』というものもあるが、両方まとめて見ない限りは、
  面白さが伝わらないと思う。版権の関係で2作目だけはたまにCSで流れているようなので念のため。
  アメリカ本国では2作とも大ヒットしたみたいだが、直後に主演の1人のキアヌ・リーブスが美形
  として人気を呼んでしまい、3作目は作られていなかったようだ。
  ちなみにこの映画のようなバカまるだしのキアヌ・リーブスは『バックマン家の人々』でも観ることができる。

『トージャム&アール』(セガ・MD・1992) Toejam & Earl
・ 「音楽好きで頭の軽いティーンエイジャー2人組が珍道中を繰り広げる」ローグタイプのアクションゲーム。
  映画では「電話ボックス型タイムマシン」を使って舞台を移動するが、本作では「エレベーター型移動マシン」
  ゲーム設定とそのシチュエーションの雰囲気がよく似ている。

出発!
トージャムとアールの大冒険。エクセレント!




ピンクの豹■1963米 THE PINK PANTHER
・ ピーター・セラーズ主演のコメディシリーズ。
  「ピンクの豹」という名の宝石を怪盗から守るクルーゾー警部の活躍。
  テレビ版「ルパン3世」の銭形警部は原作からかけ離れていることで有名だが、むしろこのクルーゾー警部に似ていると思う。
・ なお、シリーズは6作に加え、1と2の間に「ピンクパンサー」の登場しない『暗闇でドッキリ』(1964)というのもある。
  私が映画館で唯一観たのはピーター・セラーズ死後に作られた『〜5』という(苦笑)。
・ ピンクパンサーといえばパチスロ、じゃなくてあのピンク色の豹のアニメキャラだが、
  あのキャラは映画のタイトルバックに登場するキャラクターがはじまりで、元々は本編には登場しない。

『クレイジークライマー』(日本物産・アーケード,FC,SFC,PS,PC,WS,X68000・1980) Crazy Climber
・ ゲーム史上、もっともシュールなゲーム。詳しくは『キングコング』の項参照。
・ このゲームのキングコング登場時のテーマが、ヘンリー・マンシーニ作曲のメインテーマ。
  ゲームスタート時は『ハタリ!』の曲がかかるし、このゲームの音楽担当者はヘンリー・マンシーニのファンだったのかな?
・ なお、JASRACの関係により、SFC版でかかるのはニセ曲です。


ピンク・フラミンゴ■1972米 Pink Flamingos
・ ジョン・ウォーターズ監督による、映画史上、もっとも汚い映画(笑)。
・ 変態家族による変態・奇行を全編に渡って描く「成人指定」ってこういう映画のためにあるんだ、
  と思わせる超絶ヘンタイ映画。
・ 主演のディバインはこの映画で一躍カルトスターになるが88年に他界。なおディバインというのは本作の役名だが、
  これ以降本名を使わなくなったので、役者の名前も「ディバイン」。
・ 90年代になってから完全版も作られた。

『アンダーカバーコップス』(アイレム・アーケード、SFC・1992) Under Cover Cops
・ 詳しくは『ターミネーター』の項を参照。
・ 2面のボスの巨漢の女性がはっきりパクリとは言い切れないものの、ディバインを思わせる風貌。
・ あ、ちなみにディバインは男です。念のため。
  (情報提供:父猫様)

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