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●映画 き
■キッド ■1921米
・ 映画の神様の一人、チャールズ・チャップリンの数ある作品群の中でも、もっとも人気が高いのが本作であろう。
チャップリンとジャッキー・クーガン演じる孤児の友情・愛情は無声映画ならではの可能性を感じるだろう。
『激写ボーイ2 〜特ダネ大国ニッポン〜』 (アイレム・PS2・2001)
・ PCエンジンのカルトゲームの続編。詳しくはこちら 。前作についての詳しくはこちら 。
・ 今回のネタは2面「秋葉ダウンタウン」。
町外れの空家の中でチャップリンと子供が揃ってあくびをします。
こういうのが唐突もなく入ってるからこのゲームは楽しい
■機動戦士ガンダム(劇場版3部作) ■1981〜1982松竹
・ 本サイトはアニメ作品は基本的に扱わないのだが、一部劇場版に特化することで一応一部掲載させていただく。映画紹介も簡易的に。
・ 初代ガンダムの映画は3本、1作目、哀戦士篇、めぐりあい宇宙篇がつくられた。ただし基本はTVの流用で、新作カット中心で構成されたのは3作目のめぐりあい宇宙篇のみ。
これはクオリティをあげることというより、TV制作時に安彦良和が入院してしまい、映画化の際にその部分をやり直したかったからということである。
『街 (運命の交差点)』 (チュンソフト・SS、PS、PSP・1998)
・ 8人の異なる主人公によるドラマを同時に楽しむサウンドノベル。
10代向けと思われるシナリオがいまいち薄味に感じる(がシリーズでもっともヒットした)『かまいたちの夜』と比較すると、こちらは20代以上に向けられた内容で、
ドラッグ中毒、高校生の妊娠、外人部隊の傭兵、盗撮など今ではさらに扱いづらい題材を多く取り入れたアングラ作品になっていた。
そのため多くのコアなファンを獲得する一方、一般人には実写画面含め印象はよくなく、どのハードでも売り上げ的には満足いくものではなかったようだ。
・ なお本作は基本的に実写写真による静止画アドベンチャーだが、今回指摘する9人目の主人公による隠しシナリオのみ、一転してすべて手書きのアニメ絵になる。
このシナリオ「青ムシ抄」は全編20代後半の人でないと全然わからないアニメパロディばっかりで構成される怪作。
これを執筆したシナリオライターはアウシタンかローディスト(死語)なのは間違いない。
アニメ・漫画ネタは範囲外なので詳しくは触れないが、北斗の拳、魁!男塾、フランダースの犬など、1970〜80年代に限定したアニメパロディが多く、オリジナル版発売当時でもネタが古い。
知っている人は苦笑、知らないと全然面白くないことうけあいである。
・ さて、ここでのツッコミは「めぐりあい宇宙篇」の中の名シーン、ア・バオア・クー戦で中隊長ザクが部下のザクを押し出して自分は壕の中に隠れるが、結局流れ弾に当たる、という当時は有名な新作シーン。ここを上手に再現している。
・ なお、本作品中には他にもガンダムネタはララァの昇天シーンなどが再現されているが、これはTVにもあったので割愛。
■機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ■1988松竹
・ ガンダムがまだマニアだけのものだったころ。Z、ZZとガンダム続編テレビシリーズを細々と続けてきたサンライズが、ついにガンダムの新作映画をつくることにした。
そこでまずアニメ誌で「主役にしたいのはアムロ?カミーユ?ジュドー?」というアンケートをとった。これはほとんど結果は目に見えており、
アムロが圧勝、カミーユは狂ったまま(まさかその後ああいう映画が作られるとは思わなかったが)、ジュドーは遠洋漁業のまま、そしてアムロに死に場が与えられた。それが本作。
・ 当時の特番で古谷徹が「アムロを演じるのは久しぶりで」とか言っていて「ついこの前までZやってたじゃん!」と画面にツッコミ入れたのは若き日の思い出。
・ この映画に感銘を受けた若き日の庵野秀明ら次の世代のアニメ作家陣が伝説の同人誌を作ったことでも有名。
『ブレイゾン』 (アトラス・アーケード、SFC・1992)
・ 『女神転生』のアトラスとしては珍しいジャンルのゲームで、『Rタイプ』の隠し子兄弟のひとり。兄は『レゾン』(アリュメ)、弟は『バーニングソルジャー』(IGS)。
本家との違いは『レリクス』よろしく敵に乗り移り、敵の性能で戦うことができる点。
こうして書くと楽しそうだが、ほとんどの場合で当たり判定がでかくなってしまい、そのストレスが強くてあまりありがたみがない。
・ パクリ部分はザコ敵として映画の主役ロボットνガンダム が登場すること。
1面序盤から登場するので、そのフォルムに魅せられてつい乗り移ってしまうが、乗り移る前にダメージを与えてしまい、2つしかないフィンファンネルのうち1つを破壊してしまうことが大変多い。
さらに乗り移っても「ダテじゃない」強さは体感できない。所詮はザコキャラクター。
自機にしているところ。隕石をほっといていいのか? という気分になる場面。
■キャプテン スーパーマーケット ■1992米
・ スプラッタホラーの決定版『死霊のはらわたII』 の正統的な続編。ビデオ版サブタイトル『死霊のはらわたIII』 。
前作で右腕を切り落とされチェーンソーを義手代わりにして、禁断の書の封印を遂げた主人公・アッシュは異界の地へと飛ばされてしまっていた。アッシュの新たな戦いが始まる!
・ なお本作のテイストを色濃く反映した、海外ゲーム版『死霊のはらわた』がこちら 。
劇場公開時とサム・ライミ監督によるディレクターズカット版ではラストシーンが違うため、LD(DVD)では2つのバージョンのエンディングが入っている。
これは発売当時では大変珍しいことで話題になった。
・ 『フレディVSジェイソン』の続編でのアッシュの出演に期待age
『DUKE NUKEM 3D』 (3D Realms・PC、SS、PS、GBC、GBA・1996)
・ 日本未発売。 『マックスペイン』開発で未だ現役メーカー・3D Realms の代表作。
PC?で発売されていた佳作2Dアクションゲーム を『ウルフェンシュタイン3D』同様FPS化し大ヒットした作品。
未来のLAを舞台に金髪の筋肉男による血みどろの大銃撃戦が始まる。
・ ただし、個人的にはロボトミーソフトウェア移植によるSS版に収録されていた隠しゲーム
『DEATH TANK Zwei』 の存在が大きく、本編の記憶はほぼ皆無。なおSS版はさらにネット対戦にも対応してた。
・ パクリ部分はパッケージイラスト。比べてみれば一目瞭然。
(情報提供:こまんだー様)
この後多数の続編が出たがことごとく日本では未発売。
■吸血鬼ドラキュラ ■1958米
・ ハマーフィルムの代表作となる、過去ユニバーサル映画が制作した映画のリメイク。そして世界初のカラーのドラキュラ映画。
監督はハマーフィルムにこの人ありのテレンス・フィッシャー 。音楽はジェームズ・バーナード 。
吸血鬼ドラキュラを演じたクリストファー・リー はこの映画で一躍怪奇映画の人気者となる。
晩年はグレムリンにからかわれたり、3つの乳首でジェームズ・ボンドを誘惑したりという低迷期(?)を経て終わるかと思いきや、
今では魔道師になって指輪を奪い返そうとしたり、ジェダイを滅ぼそうとしたりと世界最強の悪者として昔以上の大活躍中。
・ 一方、元祖バンパイアハンターのヘルシング教授を演じたピーター・カッシングは1994年に死去しているが、こちらも『スターウォーズ』で活躍(?)してた。
『悪魔城ドラキュラ』 (コナミ・FCDほか・1986) CASTLEVANIA
・ ファミコンディスクシステムで登場した、コナミのアクションゲームシリーズ第1作。
戦前のユニバーサル怪奇映画から戦後ハマーフィルムでつくられた一連の怪奇映画にオマージュを捧げるオール怪物大進撃ゲーム
(『ドラキュリアン』や『怪物くん』ではない)。
・ パクリ部分はタイトルにもなっているドラキュラの存在。正直これだけならわざわざ掲載しないのだが、
エンディングのスタッフロールが脚本:ブラム・ストーカー:監督:トランス ・フィッシャー、音楽:ジェームズ・バナナ 、
ドラキュラ役はクリストファー・ビーとなっていたから。
他『フランケンシュタイン』 がらみは別項 で触れるとして、その他にも
フィッシャー&リーコンビの映画『妖女ゴーゴン』 (1964)に合わせてメデューサ役はバーバラ・シェリーならずBARBER SHERRY とか
かなり楽しんでいるエンディングになっている。ファミコン少年おいてきぼりのパロディである。
このラスボスは『コナミ・ワイワイワールド』(1988)でも会えるがBEE氏が演じてるかは不明。
■キングコング ■1933・1976・2005米 KING KONG
・ 怪獣映画の元祖のような映画。元祖となる1933年版はパペットアニメーションによるもので、本作がその後日本で生み出された『ゴジラ』(1954)に与えた影響は大きい。
RKOによる初代の後、ユニバーサル映画が1976年と2005年にリメイクした。
・ アフリカの奥地から企業の宣伝のためにアメリカへ連れてこられた巨大なゴリラが脱走、
エンパイヤステートビルの上に登ったり、飛行機叩き落としたりするが、偉大なるアメリカの前に倒れる。ああアメリカ軍は強かった。
・ 1976年公開のリメイク版は日本でもヒットし、10年後につくられた続編『キングコング2』(1986)は、コナミのライセンスによりファミコンとMSX2でゲーム化された。
コングはその後『コナミ・ワイワイワールド』(1988)にも登場していたので意外とコナミにも愛されていたみたいだ。
『クレイジークライマー』 (日本物産・アーケード、FC、SFC、X68000、PS1、PS2・1980) CLAZY CLIMBMER
・ 理由もなくビルを登っていく男のアクションゲーム。ああ設定のなんて斬新なことよ。
ビル登頂を妨害する敵キャラクターとしてゴリラが登場する。BGMはなぜか「ピンクパンサーのテーマ」 (詳しくは別項 )。
これに限らず、豊富な敵キャラクターと鮮やかな映像、豊富な音楽など、当時はすべての面で新しいゲームだった。
・ 家庭でできる最も移植度の高い移植は長らくX68000版だったが、ハムスターによるPS2版は「元ゲームのるつぼ」のスタッフの手による完璧移植を実現した。
なおこの2作は「ドラえもんのうた」を含む既成楽曲すべてをオリジナルのまま使っている(JASRAC許諾あり)。
2等身ながら、人々はこのゴリラに恐怖した。
『クレイジークライマー2』 (日本物産・アーケード、X68000・1988) CLAZY CLIMBMER 2
・ 人気作のアーケード版続編だが、1作目から8年も経っているため存在を知っている人は稀。
・ 電波新聞社よりX68000で1、2カップリング移植されていたり、サイトロンより『アームドF』 とカップリングでサントラCDが出てたりした。
・ こちらに登場するキングコングは、ドンキーコングのようにビルを登ったりするので、より多彩だ。
攻撃もその他、レンガ投げ(1面)、プレイヤーよりビルの屋上に登ってヘリに掴まる邪魔をする(4面)など。
・ じゃあ、映画のキングコングとどこまで近くなったか、と言われると独自進化しただけかもしれない。
右の写真は、2つ下の『ドンキーコング』と比較してみるのも一興。
『スピードデビル』 (UBIソフト・DC、Windows・1999)
・ フランスのゲーム会社UBIソフトが発売したレースゲーム。詳しくは上の『ジュラシック・パーク』 の項参照。
「HOLLYWOOD DISASTER」 コース内にあるスタジオのゲートに巨大なゴリラが。
目の前を車がレースしているのが目障りらしく、たまに殴ってきます。
その他、Tレックス 、ジョーズ なんかも飼ってます。
危ないからそんなところに座るんじゃありません。
『ドンキーコング』 (任天堂・アーケード、FC、GBA、VC・1981)
・ 固定画面アクションゲームとしては非常に盛りだくさんなイベントを入れている、ファミコンの第1弾ソフト。
移植されるにあたりベルトコンベア面である2面がカットされたが、オリジナルのテイストは当時としては信じられないほど忠実に再現されておりハードを牽引した。
・ 本作のレディをさらって頂上にいすわるドンキーコングこそキングコングそのものであり、米国では1976年版の映画を制作したユニバーサル映画に訴えられた実績もある。
ただし裁判の中で、ユニバーサル映画自身がオリジナル版映画の権利を取得せずにリメイクしていたことが明らかとなり、結果としてある意味「『キングコング』は皆のもの」的な判決になったそうだ。
おかげで今日もドンキーコングは任天堂の人気キャラクターとしてレギュラー出演を続けている。
・ 蛇足だが、1999年に発売された『大乱闘スマッシュブラザーズ』には、このゲーム唯一の武器アイテムであるハンマーが登場し、使用すると当時と全く同じ音楽が流れる。ハル研ありがとう。
よくみるとキングコングよりもかなり小振り
『コンゴボンゴ』(ティップタップ) (セガ・アーケード、SG-1000、PS2・1983) CONGO BONGO
・ クォータービューの『ドンキーコング』として当時から「いいのか?」とツッコミを受けていた本作。
実は開発したのはアーケード版『ドンキーコング』のプログラムを手掛けた池上通信機であるので姉妹作であるのかもしれない。
・ ファミコンのライバルとして登場したSG-1000に移植されるも、視点がサイドビューに変更され、面も2種類だけになっていたため勝負は問題外であった。
それでも親にファミコンと間違って買って来られてしまったSG-1000ユーザーは喜んで(泣きながら)やっていた。
・ なお本作の日本版デビューのアーケード版は『ティップタップ』というタイトルであったが、『コンゴボンゴ』のほうが通りが良いため本項でもこちらの名前を使用している。
現在ではPS2用『セガメモリアルセレクション』(2005)に忠実移植版とアレンジ版が収録されている。
クォータービューは見難いので実はSG-1000版の方がプレイし易いというオチつき
『キング・オブ・モンスターズ』 (SNK・ネオジオ、SFC、MD・1991) THE KING OF MONSTERS
・ 『キングコング対ゴジラ』(1962)以降定番となった、いわゆる「怪獣プロレス」を初めて本格的にゲーム化したソフト。
だから正確には『キングコング』ではなく『キングコング対ゴジラ』が元ネタといえる。
画像はゴジラ の項にありますので、ご確認ください。
ちなみに続編では巨大ゴリラはサイボーグ化されていた。これは『キングコングの復讐』 (1967)に登場したメカニコングがモチーフなのだろうか?
『ランページ』 (ミッドウェイ・アーケード他・1986)
『ランページ・ワールドツアー』 (ミッドウェイ・アーケード他・1997)
・ ヒックス伍長ことマイケル=ビーンになって、狂気を裁く裁判法定ものゲーム……のはずはなく、怪獣になって画面内の建物全てを破壊するという、シンプルイズベストのゲーム。
・ ビルによじ登ってガンガン殴って、力技で突き進むゲーム構成は流石はアメリカ産と思わせる。
・ プレイヤー1(ちなみに3人同時プレイ可能)がそのまま『キングコング』 ですが、捕まえた人を食べてしまうのはお国柄を反映しているとしか思えない。おかげで日本版が家庭用移植できないみたい。
・ ちなみにこの巨大生物は、実は3体とも人間が変身した姿。
・ 『〜ワールドツアー』は前作の約10年後に発売された続編で、アクションが増えてはいるが、やることは何も変わらない。
3匹も怪獣がいると『決戦! 北米の大怪獣』とか言いたくなる。