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●映画 ふ
■ファイト・クラブ ■1999米
・ 『セブン』に続いてブラッド・ピットとデビッド・フィンチャー監督が手を組んだ作品。でも主演はエドワード・ノートン。
上流サラリーマンと謎の石鹸セールスマンが生み出した殴り合い同好会「ファイト・クラブ」の反映と結果。
『格闘超人』 (マイクロソフト・XBOX・2002〜日本発売2003)
・ セガで『バーチャファイター』 を、ナムコで『鉄拳』 を、スクウェアで『トバルNO.1』『エアガイツ』 をつくり、
『バウンサー』 ってどうよ? とか言ってるうちに気がつくと夢の会社ドリームファクトリーは真っ二つ。
残った石井精一が新会社をつくり、MSの元で新たに生み出した格闘ゲームが本作。
なお日本発売から2ヶ月もしないうちに「宗教上の理由により」全世界自主回収。幻のゲームとなった。
・ 4人同時プレイなどができたりもするが、注目は生々しい女性キャラ。エロさは『DOA』以上とのルリヲ氏お墨付き。
・ パクリ部分は、もう写真みてくれれば一目瞭然ですが、地下バトルトーナメントに出場するプレイヤーキャラの1人「J.D ストーン」さん。
映画でブラピが演じるタイラー・ダーデン そのままです。
顔も服装もそっくり、というだけでなく動きはさらにファイトクラブしているので映画を観た人は必見。
なお背景なんかも映画そっくりなので、ブラピで格闘ゲームやりたい人(いるのかな?)は必携!
(情報提供:フレメン様、写真提供:ルリヲ様)
残念ながらノートン君はいない模様。ベッカムじゃないよ。
■ファイヤーフォックス ■1982米
・ クリント・イーストウッド監督、主演作。
手動操作なく思考伝達により制御できる(!)ソ連の最新鋭戦闘機を盗み出そうとするアメリカCIA、というヤバイ泥棒映画。でもこれが面白い。
前半はスパイ映画、クライマックスは『スターウォーズ』ばりの空中戦を楽しめるが、SFXは『スターウォーズ』でアカデミー賞を受賞以来
ほとんど率先してB級SFを手がけてきたジョン・ダイクストラ なので当然ともいえる。
・ ファイヤーフォックスとは、当時はまだ未知のナンバーだったミグ31の名前(その後本物のミグ31には「フォックスハウンド」の名前が付いた)。
『日曜洋画劇場』の淀川長治曰く「お稲荷さんの狐火」 。
・ なお映画公開後、原作小説は続編『ファイアフォックス・ダウン』 を執筆。しかし残念ながらこちらはとうとう映画化されなかった。
ラストの戦闘によりアメリカへ到達できずフィンランドに不時着したファイヤーフォックスという、もろ続編なストーリーは
同じクレイグ・トーマスによるもので、映画で気に入ったファンも必見(前作の努力が水の泡っぽくてちょっと悲しいけど)。
『エースコンバット3:エレクトロスフィア』 (ナムコ・PS・1999)
・ アーケードの3Dフライトシューティング『エアーコンバット』 をPS版にアレンジ移植した『エースコンバット』のシリーズ3作目。
現用兵器による仮想戦だった前作までとは一新し、近未来の世界観で、架空の機体を多く使ったSF風のゲームとなった。
・ この世界での飛行操作概念は、頭脳とパイロットを直結するシステム「COFFIN」(Connection For Fright Interface)というものを用いている。
基本的に「思考伝達」を行う操縦システムというのは映画のシステムに近いのではないかというお話。
特に本作のライバル機である「X−49 ナイトレーベン」は、かなりファイヤーフォックスを想起させるようだ。
特にメガフロートを破壊するムービーで海面を切り裂いて飛ぶシーンは、映画中の巡洋艦突撃シーンにそっくり、との指摘もあり。
なお通常プレイではこのナイトレーベンは操作できないが、本作の音楽CDに付録としてついてくるデータを使うことにより使用可能となる。
機体デザインはB2を双翼にしたようなデザインでファイヤーフォックスとの類似性は見出せない。
(情報提供:Lt.Fukai様)
『エリア88』 (カプコン・SFC・1991)
・ 同名アーケード作品の移植作。2人同時プレイはできなくなったが、買い物要素を強化し、家庭用ならではの機体交換などで好評を得た。
・ タイトル通り漫画原作をゲームにしたものだが、原作自体は名作とはいえ当時ですら古い作品。
そんな漫画をあえて拾ってゲーム化しよう、というところに昔から流れるカプコンの漢らしさが現れていた。
・ なお直接は無関係だが『エアフォースデルタ』 (コナミ・DC・1999)ってかなりこのゲームに似てると思う。
・ さて、パクリ部分は本作でプレイヤーが購入できる戦闘機の1つ「F200イフリート」。
現用機はもちろん原作にも登場しないこの戦闘機、SFCのグラフィックでいまいちわかりづらいですが、ファイヤーフォックスです。
(情報、写真提供:Lt.Fukai様)
マッコイじいさん、一体これをどこで?
『鋼鉄(くろがね)の咆哮2 エクストラキット』 (コーエー・Windows95・2003)
・ マイクロキャビン開発の海戦アクション『鋼鉄の咆哮』 シリーズの外伝ソフト。詳しくは『エアーウルフ』 の項参照。
本作の中にエアーウルフと共に登場する超兵器が「F-03C F・フォックス」 。
ロシア生産専用タイプがないためかスホーイの中には入ってないようだ。ってことは日本語で考えて動かせるのかも(ゲームと関係ありません)。
おなじみのデザインをそのまま踏襲している上にこの名前なのですぐに元ネタがわかりますね。
・ なお本シリーズはPS2版でも発売されているが本ユニットの登場は確認されていない。
でもエアーウルフと同様、MSX2版『スーパー大戦略』or『キャンペーン版大戦略II』の追加ソフトには出ていたような気がするんだよなあ……。
(情報、画面写真提供:HAK様)
文字通り狐火として日本のために戦う!?
『ソニックウイングス』 (ビデオシステム・アーケード、SFC、PS2ほか・1992)
・ ギミック重視になって袋小路にハマり気味だったシューティングゲームに新たに登場した新星。
1面あたりのプレイ時間を短くし、単純なパワーアップとほどよい弾避け、テンポよいゲーム展開で、世のシューターとサラリーマンを魅了した。
・ この後、続編としてネオジオで2作発売。またSS、PSでは1作目のリメイク『〜スペシャル』も登場しているため、
上記対応ハード部分は「他」としたが、ゲームバランスはこの1およびSFC移植版の方が上なので念のため。
・ パクリ部分はラス面前のロシア面ボス「アイスフォックス」 。機体のデザインがもろ映画のファイヤーフォックスそのままです。
2機登場するところも映画と同じですが、映画の飛行機はこんなにでかくありません。
(情報提供:Lt.Fukai様)
左が1作目。右は前作のボスがザコ敵になってる2作目(1994)。
『マイケル・ジャクソンズ ムーンウォーカー』 (セガ・アーケード・1990)
・ 同名映画のタイアップゲーム化。詳しくは『エイリアン2』の項 参照。
・ パクリ部分はラストシーン。爆発する敵基地から戦闘機に変身して脱出するマイケルだが、
その戦闘機こそファイヤーフォックスそのもの。
車にもロボットにも戦闘機にも変身する僕らのマイケル
■フェノミナ ■1985伊
・ ホラー映画界ではジョージ・A・ロメロ監督に次いで有名な、ダリオ・アルジェント監督作。
主演のジェニファー・コネリーはこれで日本の人気がブレイクした。
でもロケッティアの主演のイモにーちゃんと結婚しちゃったんだよね。
映画としてはジェニファーが虫のプールに入れられたりして、美少女フェチにはたまらない?
ジェニファーってって眉毛太かったよね。
『クロックタワー(ファースト)』 (ヒューマン・SFC、PS1・1995)
・ 洋館の中で主人公のジェニファー が怪人シザーマン(庭切りバサミを持った小男)に追っかけられる。とにかく追っかけられるのを逃げる。
ヒューマンの『セプテントリオン』以降の映画モチーフゲームシリーズ?のヒット作でシリーズ化もされた。
・ パッケージのイラスト、画面左の表情も含め、主人公はどうみてもジェニファー・コネリー。
PS1版の発売時には開き直って『フェノミナ』の廉価ビデオ販売とタイアップしていた。
・ また注目すべきは2作目の宣伝材料の体験版ソフト。なんと映画評論家の淀川長治さんの紹介映像が入っていた。だから今でも欲しい。
・ なおヒューマン消滅後、カプコン発売になって登場した3作目は『里見八犬伝』+『セーラームーン』な怪作に。
ジェニファーの顔アップ。上のチラシと比べてみてね
音楽もダリオ・アルジェントっぽくてよいです
■プライベート・ライアン ■1998米
・ スピルバーグがおくる20世紀最大の戦争映画。
・ ノルマンディー上陸作戦を映像化した冒頭30分の大殺戮シーンは映画史に残る凄惨さで、多くの観客、知識人、ホラー映画マニアを狂喜させ、
クライマックスに登場するティーガーの再現度は多くの兵器マニアに絶賛された。
『メダル・オブ・オーナー 史上最大の作戦』 (EAスクウェア・PS2、PC・2002)
・ 北米PS1の人気シリーズの最新作。ヨーロッパ戦線に駆り出された米兵になって戦闘を戦い抜くFPSゲーム。
・ 北米ではXBOX、GCなどでも発売されている。XBOXアジア版(NTSC/J)あり。
・ このゲームのスタートシーンがオマハビーチ(ノルマンディー)上陸シーン。
上陸艇の中からスタートし、ゲーム開始と共に海中に投げ出され、会場からの機銃掃射をかいくぐりながら上陸するシーンはまさにトム・ハンクスそのまま。
その後、魚の打ち上げられた海岸でトーチカからの銃撃と爆風で巻き上がる砂浜での戦闘が繰り広げられるところもそのまま。
・ 兵隊の数がPS2を持ってしても少し少ないかな? ということと年齢制限の関係で人体の欠損表現こそ無いものの
ほぼあの映画そのものの絶望的な雰囲気を味わうことができる物凄いゲーム。
ちなみに上陸後は普通におつかいFPSになる。映画ものんびりしてるからいいのか。
・ というわけで本作は史実を元にしているとはいえ、まるでライセンスゲームのような再現度だが、それもそのはずゲームの監修にドリームワークスの名が。
さらにはスピルバーグすらもスタッフロールに名を連ねる(Created By Steven Spielberg) というこのゲーム。
パクリもここまでくれば本物という再現度です。
こんな感じで始まります。XBOX版だと5.1chの効果音で臨場感抜群。
■ブラック・レイン ■1989米
・ マイケル・ダグラスと高倉健の共演映画、というよりは松田優作のハリウッド進出映画第1作目にして遺作となったという方が記憶に残る映画。
映像派監督・リドリー・スコットの手にかかるとあのきったない大阪の街が『ブレードランナー』さながらの美しさになるところは皆驚いた。
ただし大阪での映画撮影は法律が未整備な日本では大層苦しかったらしく、結局ろくな部分での撮影もできなかったという。
おかげでクライマックスはとても日本には見えない原野でチャイニーズ系ヤクザが戦っていた。
・ キレた親父じゃない"かっこいい"マイケル・ダグラスや、4文字言葉を連呼しない『アンタッチャブル』譲りの"かわいい"アンディ・ガルシアが
見られる貴重な作品でもある。
『闘神(人)ブレイザーズ』 (ビデオシステム・アーケード・1991)
・ 『ソニックウイングス』シリーズで麻雀ファンにもなじみの深いビデオシステム唯一のベルトアクション。
がほとんど蹴り攻撃ばっかりの主人公4人を中心とした北斗の拳風肉付きのキャラが戦いを繰り広げるオーソドックスなアクションゲームだ。
倒れてる敵に追い討ちかけられる(蹴り込み)のが唯一のオリジナル要素、かも。
・ パクリ部分は3面に登場する敵。黒いコートを羽織った角刈りの日本人、サングラスに日本刀、完全に松田優作扮するサトウさん。
なおこの面のボスは彼が3人登場するのだが、今改めて見るとなんだか『マトリックス』に先駆けているようにも見える。
上は佐藤さん。下はアンディ・ガルシア大ピンチな空気満点な金網背景(左)と、マトリックス(右)
■フラッシュ・ゴードン ■1980米
・ 宇宙からの怪光線のせいでセックスに狂ってしまった人々を救うため、フレッシュが立ち上がる!
……ってすみません、それは『フレッシュ・ゴードン』 (1974)でした。
・ 宇宙からの怪光線のせいで崩壊の危機に瀕した地球を救うため、フラッシュが立ち上がる!
・ アメリカの新聞に連載されたスペースオペラ漫画の映画化でクィーンによるサントラが特に話題となった。
なお本作自体は30年代にも映画化されている。
『戦場の狼』 (カプコン・アーケード、FC、PS1、SS、PS2・1985)
・ コナミのスタッフが独立して会社を興したカプコンの設立から1年後の6作目の作品。
マシンガンを手に敵陣に単身突撃するという縦スクロールシューティングゲーム。
これまでのゲームというとほのぼのとしたものが多く、それはたとえ戦場を題材にしても『フロントライン』 のようなものばかりであったが、
本作は当時としては美しいグラフィックでリアルな戦場を再現したことでインパクトも強く大ヒットした。音楽も素敵。
ファミコン版ではアイテム要素も加わったが基本的な殺伐さは変わらず。
そのため親がファミコンは許しても、このソフトは買ってくれないというゲームソフト第1弾だったかも。
栗のお化けや亀は潰してよくても人を撃ち殺すのはダメなのか……確かに親の気持ちもわからないではないか。
・ PS、SS版は『カプコン ジェネレーション4』 に続編とともに収録。PS2版は『カプコンクラシックコレクション』にPS1版のまま収録。
・ なお、アーケードアドバタイズのカプコンクラブPGCプレゼント告知 はインパクトも十分だったが、でPGCって何?
・ パクリ部分はイメージイラスト。比べてみれば一目瞭然。
(情報提供:Yosihiro様)
昔から「この絵、何かに似てるよなあ」って思ってた人いません? 私がそうです。
■プラトーン ■1986米
・ オリバー・ストーンの名を世界に広めた1987年アカデミー賞最優秀作品&監督受賞作品。
この後『ハンバーガーヒル』『カジュアリティーズ』『フルメタルジャケット』などベトナム戦争を扱った映画が続々と制作、公開された。
リアルな戦争映画としてのエポックメイキングだった本作も今では割と普通な設定。となると現代での見どころは
「真面目なチャーリー・シーン」「善人のウィリアム・デフォー&悪人のトム・ベレンジャー、あれ?」 というところだろうか。
『メタルギア2・ソリッドスネーク』 (コナミ・MSX2・1990)
・ MSX2の名作『メタルギア』(1987)の続編でシリーズ第2弾。詳しくはファンサイトも多いので他サイトをどうぞ。
・ パクリ部分は登場キャラクターウィンドウ。主人公ソリッドスネークのかつての仲間グレイフォックス。
彼の正体こそバーンズ隊長(トム・ベレンジャー)じゃないかという疑惑。真偽の程は下比較写真でご確認ください。
なお、ソリッドもバーンズに似ていて、ランボー説 などもあったが、最終的にリッグス であったことが判明した。
・ ちなみにPS1の『メタルギアソリッド』に登場するグレイ・フォックス(サイボーグ忍者)はこの人のなれの果てという設定だそうで。
・ その後携帯電話アプリ、PS2『MGS3サブシスタンス』などに移植されたが、これらの顔写真は変更されていた。まさかうちのサイトのせいじゃないですよね……?
(ゲーム写真提供:Lt.Fukai様)
ソリッド似のトム写真は右写真クリックで
■フランケンシュタイン ■1930米
・ 死体を繋ぎ合わせて人造人間をつくったフランケンシュタイン博士と怪物、イゴールの話。
ボリス・カーロフ 演じるフランケンシュタインのデザインは原作にはなくこの映画が初めてとなる。
そのためこのデザインはこの映画の専売特許で、他の作品ではこのデザインのフランケンをなかなか観られない。
大ヒットと共に8作のシリーズがつくられていくうちに「フランケンシュタイン=怪物」が定着していく。
・ 関係ないが『うる星やつら2』 劇中の映画館で『ゴジラ』と一緒にかかってたけど、権利は大丈夫だったんだろうか。
『悪魔城ドラキュラ』 (コナミ・FCDほか・1986)
・ 詳しくは『吸血鬼ドラキュラ』 の項参照。
・ ファミコンディスクシステムで登場した、コナミのアクションゲームシリーズ第1作。
システム、グラフィック、サウンド、すべてが当時のコナミを代表する完成度の高さで多くのファンを作った。
・ パクリ部分は4面(STAGE12)ボスのフランケンシュタイン。
ファミコンのグラフィックでよくユニバーサル版のフランケンシュタインをよく再現している。
・ さらにエンディングにCAST(!)が出てくるのだが演じているのは「ボリス・カーロフィス」 らしい。
なお死神を演じているのは『エド・ウッド』で有名なベラ・ルゴシじゃなくて「ベロ・ルゴシ」 らしい。
その他にも本物の3作目以降で怪物を演じたロン・チャニー・ジュニアじゃなくてLOVE CHANEY JR. などの名前も。
ちなみにドラキュラだけあり監督はTRANS FISHER。
『ホラーストーリー』 (東亜プラン・アーケード、PCエンジン・1989) DEMON'S WORLD
・ 2人同時プレイ可能な横スクロールアクションシューティング。タイトーの外注制作を多数手掛けていた東亜プランがその名前を表に出し始めた作品。
詳しくは『ゴーストバスターズ』 の項参照。
・ パクリ部分は『13日の金曜日』 同様1面序盤のザコ敵。
こちらもジェイソン同様、外見がそのままなので画面見ていただければ一目瞭然かと。
このコメント、全く同じだけど手抜きじゃないぞ。
ここではザコなので全く怖くない
■ブリット ■1968米 BULLITT
・ スティーブ・マックイーン全盛期の刑事物アクション映画。
サンフランシスコでの高低さのあるカーチェイスをマックイーンの乗るマスタングが繰り広げるのが当時最大の見どころ。
CGはもちろん、早回しなしの迫力は今見ても十分手に汗握るものだ。
『ダーティハリー』シリーズでおなじみラロ・シフリンによる哀愁漂う音楽も現在は名盤となっている。
『ドライバー 潜入!カーチェイス大作戦』 (スパイク・PS1・2000) DRIVER 公式サイト
・ 映画に登場するカーチェイスをゲームとして初めて積極的に取り入れた最初のゲーム(と思われる。これより前というとコナミの『ホットチェイス』が近いか?)。
もちろん海外作品で、Refflections開発。
パトカーに追われながら道無き道を進み、追っ手を振り切る道路交通法無視の大暴れカーチェイスをゲームとして楽しむことができる。
北米では大人気シリーズとなり、PS2、XBOXなどに舞台を移した最新第3作『DRIV3R』 は、もはや映画そのもの。
何しろプロモーション映像をリドリー&トニー・スコット兄弟のプロダクションが製作していたりする(上記サイトで見られます)。
・ ここで注目したいのは最初に主人公が乗る車がマックイーンの乗っていたマスタングであるということ。ベトナム戦争直後の舞台設定ということで
当時の大衆車であるマスタングを選ぶこと自体をパクリと呼ぶかは微妙だが、ここはカーチェイス映画の歴史を語る上で外せない『ブリット』に
オマージュを捧げたとあえて思いたい。
(情報提供:フレメン様)
■ブルーサンダー ■1983米
本作については掲載多数のため、こちら専用ページ へ。
■ブルースブラザーズ ■1980米
・ ジョン・ランディス監督の最高傑作ミュージカル・コメディ。
ジョン・ベルーシとダン・アイクロイド扮する全身黒ずくめスーツの2人組ジェイクとエルウッドが
自分たちの生まれた孤児院を救うため、仲間たちと一肌ぬいで活躍する。
あのデコボココンビのサングラス姿は今ではすっかりおなじみだが、元祖はこの映画。
というか、映画はアメリカの人気ライブ番組『サタデーナイトライブ』から生まれたキャラクターだけど。
国内でビデオが長い間発売できず(収録曲の関係だった)、『E.T.』と共に幻の作品だったのを
知っている人も今はもう少ないだろうな。
・ 『ブルースブラザーズ』のサウンドトラックは未だに名盤として人気が高く、ジョン・ベルーシの生前に参加したものだけでも
3枚ある(ライブ盤含む)。「生前」と断ったのは、ベルーシの参加していない、
「ブルースブラザーズバンド」のアルバムはそれ以上に出ているからだ。
未だにライブ活動などを続けているらしい。
しかし今ではアイクロイドがベルーシ並の体格になってる気がする(苦笑)。
・ 20年近く経ってから続編『ブルースブラザーズ2000』が作られたが前作の話題には遠く及ばなかった。
・ なお、SFCで同名のゲームが発売されている。ジェイクとエルウッドの2人が
レコードを投げて戦うアクションゲームだ。ファンはそういうゲームを望んでいるとは全く思えないのだが。
『アウトランナーズ』 (セガ・アーケード、MD・1993)
・ 名作ドライブゲーム『アウトラン』(1986)の血統を受け継いだシリーズ第3弾。
2作目『ターボアウトラン』(1989)から一転、初代のシステム、デザイン、音楽を受け継ぎつつ、対戦筐体を使ってのレース要素をパワーアップさせたタイトル。
ヨーロッパ、アメリカ横断と続いたコースはついに世界一周となり、しまいにはアトランティスまで走り続ける。
なお久々のシリーズとなった第4弾『アウトラン2』(2003)では再びヨーロッパへと戻るが、
アッパーバージョン『アウトラン2SP』(2004)ではアメリカをも収録。次は世界一周に違いない。
・ 該当部分は、ゲーム中にしゃべり続ける(DJチャンネル使用時)DJの名前が「ジェイク・エルウッド」 という名前であること。
ゲームスタート時に音声で自己紹介しているのでよく耳を澄ませて聞いてみてください(サントラにも収録)。
名前とは違って全然似てない外見と喋り。ブルース入ってない。
『激写ボーイ2 〜特ダネ大国ニッポン〜』 (アイレム・PS2・2001)
・ PCエンジンのカルトゲームの続編。詳しくはこちら 。前作についての詳しくはこちら 。
・ 今回のネタは隠しステージ「秋葉ダウンタウン」。
ミュージカルを踊るロボを探しているとビルの上にいるソウルフルな2人に出会えます。
画面中央にいるターミネーターは別項にて
『ザ・キング・オブ・ファイターズ’94』 (SNK・ネオジオ、PS2・1994)
・ SNKがネオジオ拡販の目玉として発売した、元祖・夢の共演ゲーム。
人気作『餓狼伝説』『龍虎の拳』などのキャラクターの対戦が楽しめる。
シリーズは未だに人気で、毎年夏には必ず新作が発売されている。
ちなみに『〜95』以降は他のハードに移植されているが、『〜94』はネオジオでしか出ていない。
・ (『〜98』で一度だけ復活した)アメリカチームの背景の中央に車に乗ったジェイクとエルウッドの姿がある。
映画のクライマックスで乗っている車と同じ(多分)。
このゲームは背景にゲームキャラクターが(まるで隠れキャラのように)たくさんいるが、
映画のキャラはここだけのような気がする。
好きな人がみればすぐにわかる中央の2人。
補足:『KOF98』でのアメリカチームの復活に伴って復活したアメリカステージ(USA WHARF)にてその後の姿が見られるので補足紹介。
エルウッドしかいないのはやはりそういうことなのだろうか。
「ベルーシ」ブルースの消えた夜(朝ステージだけど)
『ボナンザブラザーズ』 (セガ・アーケード、MD、PCエンジン、PS2・1990)
・ システム24の解像度と美しい発色を生かしたCGキャラクターが愉快なアクションゲーム
(グラフィックを担当したのは『パンツァードラグーン』 シリーズの生みの親のひとり、楠木学氏)。
スプライトなんだけど3DCGの面白さを表現されていた。
のちにこのキャラ表現手法はパズルゲーム『タントアール』 シリーズに流用される。
・ 移植はメガドライブ版が有名だが、レゾリューションの関係か出来はいまいち(曲はまあまあ)。
再現度はPCエンジンCD版のほうが高かった。もちろんX68000版が最高だけど。
・ 関連性だが、主人公がヒョロとデブのドコボココンビでブルース音楽っぽいBGMなどが映画を思わせる。
ちなみにこのゲームの開発中タイトルは『サボテンブラザーズ』だった(ゲーメストの誤植かもしれないけど)。
それでは別の映画(スリィイイ・アミィィゴゥズ!)だ。では「ボナンザ」というのは昔のTV西部劇からなのかな?
・ なおPS2版は『SEGA AGES2500シリーズVol.6 イチニのタントアールとボナンザブラザーズ。』 という超絶に長いタイトル。
「イデッ!」とか叫ぶ太い声のボイスなどSEが結構印象的
『ゆうゆのクイズでGO! GO!』 (タイトー・アーケード、SFC・1992)
・ 架空のテレビ番組を模したクイズゲーム。司会にアイドル(笑)・ゆうゆを起用。実写取り込み&豊富な音声が愉快。
問題回答数ではなく正解率によるクリア条件(業界初?)によって生まれたトータルバランスの良さと、
一部のかなり逝ってしまっているボーナスミニゲームの世界観が秀逸(特に「崖っぷち」)。
・ 後に『森口博子のクイズでヒューヒュー』という続編が登場した(アーケードのみ)が、話題にならずに終わった。
・ このゲームの最終面でのイメージがアメリカのダウンタウンで、ゴンドラに乗っているゆうゆと象の絵も
おなじみの黒づくめ&サングラス姿。なんとなくこの映画がイメージされていると思われる。
1コインクリアできるクイズゲームって結構貴重です。
■フルメタル・ジャケット ■1987米
・ 2001年を待たずして亡くなってしまったスタンリー・キューブリック監督によるベトナム戦争映画の決定版。
・ 新兵訓練基地とベトナム市街戦の二部構成で、戦争の狂気を描く。
・ 日本では、軍隊の(特に新兵訓練基地でうたわれる歌の)猥褻なスラングを字幕にどう生かすかに話題が集まり、
天下の戸田奈津子が訳したものがマイルドすぎると没になったということも話題になった。
(そして後に「キューブリックには止められたものをピーター・ジャクソンは止められなかった」 と言われることになった)
個人的には、それだけにテレビの吹き替え版に期待していたのだが、残念ながら今のところこの映画の吹き替え版は存在しないようだ。
『ファミコンウォーズ』 (任天堂・FC・1988)
・ ファミコン用により簡素化された『大戦略』。
ヘックス(6角マス)でなくスクエア(4角マス)だったりと、初心者のためへの優しい作りはさすが。
シミュレーションゲームの入門用としてなかなかのゲームになっていた。
・ パクリ部分は、実はソフトの中には無く、当時流れていたテレビCMが、優秀なパロディになっていたので掲載。
・ CMは映画の前半、基地のグラウンドで隊列を組み、アホな歌を歌いながらジョギング行進?をするシーンをそのまま再現。
噂のスラング一杯の歌詞は「ファーミコン・ウォーズが・出ーたぞー! こいつは・たまげた・シミュレーション♪」という歌にすりかわっている。
映画では主人公格の一人・パイルにあたる太っちょが、皆についていけず
ハートマン(のような)教官に叱咤されるシーンもあり、大いに笑わせてくれた。
・ さて、この10年以上前のCMだが、なんと「ゲーム貴族」さんのサイトにて鑑賞可能。是非ご覧下さい。
●ゲーム貴族 こちらの「個人ビデオ『ときめき』」 というコンテンツの中にあります。
『NAM−1975』 (SNK・ネオジオ・1990)
・ SNKの力技と言われながら、1990年の登場以来現在まで10年以上現役ハードであるネオジオ。
その長きに渡る歴史の一歩となるのが本作だ。
大容量にモノを言わせた強力なキャラクタパターンと生音スレスレのPCMサウンドはインパクトは十分。
作りこみは今ひとつだったものの、不完全なゲームの多かった初期ラインナップの中においては一番の話題作として
『餓狼伝説』に始まる格闘ゲームを連作する前のネオジオの代表作である。
・ パクリ部分はあちこちのビジュアルシーン。この辺はもはや見てもらう方が早い。
(情報提供:SPACE−HIGH様)
ゲーム起動直後にいきなり会えるアダム・ボールドウィン。写真のトリミングのせいで絵の銃の先がヘンだよ
映画前半の主役、パイルはなんと敵として登場。まあこの顔では無理ないか。
全部酷いけど、このラスボス前のベトコンのおねえさんは特に「この扱いはあんまりじゃない?」って突っ込みたくなる
■ブレードランナー ■1985米・香港合作
本作については掲載多数のため、こちら専用ページ へ。
■プレデター ■1987米 PREDATOR
・ 『ターミネーター』(1984)のヒットにより、一躍スターにのし上がった元ボディビルダーが
『コマンドー』『ゴリラ』に続いて出た主演作。
唯一オンビキ(「ー」のこと)の無い『ゴリラ』がいまいちのヒットだったからなのか、
しっかりとオンビキのあるタイトルになっている。
・ ジャングルで宇宙から来たハンター=プレデターと戦うコマンド部隊のお話。
映画が2部構成になっており、前半はコマンド舞台の活躍、後半はプレデターの活躍が見られる。
アポロことカール・ウィザースの腕が『もののけ姫』 のお侍のようにすっ飛んだりと、なかなか派手な映画。
・ あまりかっこいいとはいい辛かったプレデターの着ぐるみの中には当時無名のジャン・クロード・ヴァンダムが入っていたというのは有名な話、
だと言われていたが、彼は撮影前にクビになっており、実際に撮影には参加していない らしい。
・ ちなみにプレデターが都市にやってくる続編も存在するがシュワは出ておらず、マータフ刑事が活躍する。
日本では決して人気があるとはいえないこのモンスター、アメリカではかなりの人気であり、
2004年にもなって銀幕で人気モンスターキャラ『エイリアン』とも銀幕上で対決した。
(原作のコミックとその関連作品となるゲームはかなり古くからいくつもあるけど)
・ なお、このプレデターのモンスターデザインは、実は日本の東映特撮スーパー戦隊もの9作目『電撃戦隊チェンジマン』 (1985〜1986)の
敵ライバルである「宇宙海賊ブーバ」からのイタダキであるのはファンの中では有名な話のようだ。
『アンダーカバーコップス』 (アイレム・アーケード、SFC・1992)
・ 『ターミネーター』 の項で触れた「ターミネーターボス」の人間の時の姿が、
かなり「プレデター」な頭(髪型)してます。
プレデターにはこんなアームパンチはありませんが。
『8マン(エイトマン)』 (SNK・ネオジオ・1991)
・ 往年の人気漫画のゲーム化。ネオジオ初期の定番(すぎる)横スクロールアクション。
8番目の刑事なのに2人同時プレイも可能。赤い2Pキャラは9マン(嘘)。
・ 人気があったとはいえ原作が連載&アニメ化されたのは1963年のこと。なぜこのタイミングでゲーム化されたのかは
ネオジオファンにとってもかなり謎であった。
その後原作は翌年末(1992年)に宍戸開主演で劇場映画化されたので、もしかすると開発当初はこれの関連だったのかもしれない。
(リニューアルされた主人公キャラデザインも似てなくもない)
なおその映画こそ伝説の迷作『8マン すべての寂しい夜のために』 である。
東京ドームにて、t.A.T.u. 来日ライブさながらの観客を動員して行われた上映会は、バブルにも程があると伝説化した。
公開と同時に製作会社が倒産したこともありTV公開もされず、実際に見た人も決して多くない。
ヘルメット着用の義務が課せられた時代に作られた苦肉の白ヘルメット『月光仮面』(1981)などと共に
幻の特撮映画の1つとなっている気がする。……幻のままでよいのか?
・ ゲームともプレデターとも無関係な話題が続いてしまった。
・ パクリ部分はステージ1-1に登場する中ボスの怪物の頭部の形状やおなじみのドレッドな髪型がプレデターライクなこと。
なお彼は後半面に登場する基地で多数培養されていたことが発覚し、ほぼザコ敵となって再登場する。
試験管に入ったその育成状態はちょっと"エイリアン"チックに見える。
(情報提供:アニータ様)
プレデターライクな攻撃は一切無いのでいまいちありがたみがない
『クロスファイヤー』 (九娯貿易・FC・1990)
・ 人気テレビ番組『超音速攻撃ヘリ・エアーウルフ』 のゲーム化で話題を呼んだ九娯貿易による、
ゲーム版『エアーウルフ』の続編として開発された(らしい)横スクロールアクション。
最終的に版権ものではなくオリジナル作品として発売された。ゲームについての詳しくは「GAME KOMMANDER」 さん参照のこと。
・ パクリ部分はパッケージイラスト。背景に飛んでいるのはまさしく幻のエアーウルフだったりするのですが、
手前にいる主人公はホークにもセント・ジョンにも似つかない、どちらかというと『トップガン』時代のトム・クルーズ似の男。
そのポーズはシュワそのものだったりする。ぱっと見の絵の完成度の高さが違和感を抱かせない?ところなんか何とも素敵。
(情報、写真提供:こまんだー様)
右は当時の映画チラシ。この混ぜこぜ具合が実に名パッケージである。
『魂斗羅』 (コナミ・MSX2、NES・1988-89) CONTRA
・ コナミの横スクロールアクションシューティングの傑作シリーズの第1作。
もちろんこのゲームについての詳しくは「GAME KOMMANDER」 参照のこと。
・ パクリ部分はMSX2版パッケージ裏イラスト。なおこのイラストの初出は実は海外FC(NES)版である。
その他LEDゲーム版などでも使われている。
『ランボー』からの引用の多いこのシリーズだが、このイラストに限ってはランスとビル、両方ともシュワルツェネッガーという珍しい例である。
(情報、イラスト写真提供:こまんだー様、情報提供:U-CHANG様)
シュワえもんだらけ
『忍者龍剣伝』 (テクモ・アーケード、リンクス、XBOX・1988)
・ 詳しくは『13日の金曜日』 参照。
・ 1面の中盤に何気なく『プレデター』のポスターが貼ってある。
・ 判別不明だが、それ以外にベタベタ貼ってあるやつは「TOP GUN」と書いてあるのかな?
・ XBOX版『ニンジャガイデン・ブラック』に本作が収録とのことだが、このポスターが入っているかどうかは未確認です。
PLDTという謎のメッセージが素敵。プレデター(PREDATOR)ならPRDTだろうに!
『ベア・ナックルII』 (セガ・GG・1993) STREET OF THE RAGE II
・ セガ製『ファイナルファイト』続編のゲームギア版。
キャラサイズこそ1作目並の小ささではあるが、コマンド技のグラウンドアッパーも飛翔双斬もちゃんと使用可能。ステージやマックスこそいないが登場キャラもよく再現されている。
キャラの大きさの代わりにゲームが大味化した気もしないでもないMD版『〜II』と『ダブルドラゴン』の良さの残る初代の融合、と言ったら多分褒めすぎだな。きっと。
・ パクリ箇所は3面。MD版と同じく遊園地面の奥にあるエイリアンゾーン 。
アイテムボックスにエイリアンの影があったりとかするのだが、そんなものが霞むのがGG版オリジナル・ボスの存在。
その姿のみならず、透明化した後は画面全体からのロックオン演出と共に片腕からのショット攻撃をかますなど、見た目だけではない非常に忠実な攻撃をしてくる。
ここで紹介したパクリキャラの中でも最も再現度が高い。
(情報提供:まれふ様)
ドレッドヘアをなびかせ登場。ただし90年代のゲームなので残念ながらエイリアンとは戦わない。
■プロジェクトA子 ■1986日本
・ OVA創世記に君臨した伝説のアダルトアニメ「くりぃむレモン」を送り出した創映新社が放った、不毛なアニメの原点。
不毛というのは「メカ・美少女・爆発」の売れる3大要素のことで、これにあと「パロディ」を加えると、アニメファン限定のターゲットを絞り込んだ商品が完成する。
その後、この要素をふんだんに盛り込んだアニメが乱作して「みんだなお」などに冷やかされた。
・ とはいえ、本当の原点は、セーラー服の女子高生が戦闘機やパワードスーツ相手に戦う「DAICON」のバニーガールからきているのかも?
・ ちなみに同時上映は全年齢になった亜美シリーズ完結編「亜美・旅立ち」 。
こちらも「全国のお兄ちゃん」以外にはちっとも面白くない作品。
『アトミックランナー チェルノブ 〜戦う人間発電所』 (データイースト・アーケード、X68000、MD・1988)
・ 御存知、タイトルの色物さと、硬派なゲーム内容でカルトゲームとなったソフト。
・ 詳しくは『エイリアン 』参照。
・ チェルノブのセレクト可能な武器の1つに「赤城山ミサイル」 というのがある。要は誘導ミサイルなんだが、
これの名前の元ネタはプロジェクトA子に出てくる同名のミサイルです。ファンの開発者がいたのでしょうか。
『魂斗羅スピリッツ』 (コナミ・SFC、GBA・1992)
・ 2作続いたアーケード版の世界観を継承したSFCオリジナルの『魂斗羅』。シリーズ第3作目。
SFCでは初期の部類に入る作品だが、ゲームの破天荒さ、テンポなど、シリーズ最高傑作との呼び声も高い。GBA版は『魂斗羅ハードスピリッツ』。
本作についての詳しくは「GAME KOMMANDER」 さんがとてもアツいので是非ご覧下さい。
・ パクリ部分はファンの中でも評価の高い4面。
飛んでいるミサイルに次々と乗り移って進んでいくという展開に誰もがドギモを抜かれたが、実はこの映画でほとんど似たようなことをやってる。
映画では、敵が雨あられのように撃ってきたミサイルを主人公のA子が義経の八双飛びよろしく足場にして飛び移り続け、
最終的に撃っている敵本体へと到達するというはちゃめちゃなシーンがあり、これが元になっているのではないかと思われる。
なおキューブリックの『博士の異常な愛情』 (1964)に「ミサイルにまたがって移動」というのもあるが、これはちょっと違うね。
・ なおGB版にこのシーンはないが、PS2『真魂斗羅』にはある。
(写真提供:B.J様)
この後、他ゲームで似たような演出もあった気がするが、きっと映画では無くこのゲームのパクリなんでしょう。