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●映画 う

ウエストサイド物語■1961米
・ ミュージカル映画の代表作で『ロミオとジュリエット』のアメリカ下町ギャング版、
  というとディカプリオの『ロミオ+ジュリエット』だが、元祖はこっちでしょ。
  レナード・バーンスタインの音楽はほぼ全曲名曲。主演はナタリー・ウッド。

『激写ボーイ2 〜特ダネ大国ニッポン〜』(アイレム・PS2・2001)
・ PCエンジンのカルトゲームの続編。詳しくはこちら。前作についての詳しくはこちら
・ 今回のネタは隠しステージ「秋葉ダウンタウン」。
  このステージのクリア条件「ミュージカルを踊るロボットたち」の演目がそのまま本作。
  出現と同時に指を鳴らし、最後に例のポーズをやってくれます。

やってるやってる 
クリア画面より。おなじみのポーズ。「路地裏は危険で一杯」

『豪血寺一族2』(アトラス・アーケード、PS1・1994)
・ 初代『餓狼伝説』との関係が深いアトラスの対戦格闘ゲーム。
  ハレマー教の延長線上にあると言われる謎のボイス入れまくりBGMと癖のありすぎるドット絵などが印象的だが、
  後に超人気イラストレーターとなる村田蓮爾がキャラクターデザインとして実質デビューしたことが最も有名。
  2作の正編、開発チームがかなりシリーズとして抵抗したらしい3作目『グルーブ・オン・ファイト』(タイトル名間違ってないよ)
  で終わったかとおもいきや、21世紀に入ってからノイズファクトリーの手により臨終間近のネオジオで復活してゲーマーを驚かせた。
・ 指摘部分は登場キャラの一人、キース・ウェインステージ。
  前作では駐車場のようなところで戦っていたキースは2ではダウンタウンで戦うことになる。
 (もっとも2の全ては「お種ランド」内だが)
  キースの姿自体はかなり主人公・トニーというよりはコーディ
 (『ストリート・オブ・ファイヤー』の主人公、というか『ファイナルファイト』というか)
  なのだが、このダウンタウンが背景のダンサーのデザインや面ごとに変化するダンス、そしておなじみの非常階段などから
  非常に映画(ミュージカルかもですが)の影響を受けていると思われる。
・ なおそのダンスとは
  ラウンド1>膝の屈伸させながら指を鳴らす動きを繰り返す
  ラウンド2>横へ二回ショートジャンプしワンツーパンチ→反対側へ二回ショートジャンプしワンツーパンチ→これの繰り返し
  ラウンド3〜ファイナルラウンド>横歩きして片足を大きく上げる→反対側へ横歩きして片足を大きく上げる→これの繰り返し
  PS1版(『ちょっとだけ最強伝説』)ではダンサーの動きはかなり省略されているそうなのでご注意を。
  (情報提供:アンソニー・ホーク様)

ラウンド1 ラウンド2
そういえばどの面も背景には人(ギャラリー)がいっぱいいて、しかもよく喋りよく動くゲームでした

『ずんずん教の野望』(セガ・アーケード・1994)
・ セガサターンの発売年にひっそりと登場したセガのシューティングゲーム。開発は本作だけで有名メーカーな港技研
  仏教の化身、お地蔵様(なぜか帽子被ってる。なおパワーアップすると観音様に変身)が、世界各地のダンサー集団を卍ショットで粛清しに行く
  という乱暴な設定と、ギャラガ系シンプルシューティングゲームのシステムのほのぼの加減が味わい深く、存在だけはかなり有名。
・ パクリ部分は米国支部2面の「ウエストサイド派」。でもモヒカン。ギャングでも90年代仕様、というか世紀末。
  あとダンスも中途半端な似せ方……、でも音楽はそれっぽいのです。
  ちなみに米1面はヘビメタなのに3面は『ザッツ・エンタテイメント』なタップ。ボスはキャプテンアメリカ風アメコミヒーロー。すげえ適当。
  (情報提供:アラちゃん様)

どっちかというとマッドマックス 足の上げ方がなってません
ずんずん教だ! ずんずん教だ!



ウエストワールド■1973米
・ 『ジュラシック・パーク』などで今では一般人にも有名な作家、マイケル・クライトンの原作、初監督による近未来SF。
  ロボットによるアクターが活躍する未来のテーマパーク「デロス」が暴走。
  そのエリアのひとつである西部劇のテーマパーク「ウエストワールド」では
  やられ役のガンマンロボット(演じるのはユル・ブリンナー)が閉じ込められた観客を襲い始める。
  ……と、なんかこうして書くと「なんだよ『ジュラシック・パーク』と同じじゃん」とか思うけど原作者が同じだしこっちが先。
  『ターミネーター』の原点ともいうべき、執拗に迫るヒューマノイド型ロボットというシチュエーション
  (顔半分の剥き出しになったメカの赤い目のランプ)などなど、後の映画にも影響を与えた作品である。

『ゲイングランド』(セガ・アーケード、MD、PCエンジン、海外MS・1988)
・ 1988年当時としても既に時代遅れだったノンスクロール固定画面のアクションゲーム。
  ただしシステム24基板の高い解像度と、その詰め将棋さながらの戦略性の高さで熱狂的な支持者を生んだ。
  ゲームについての詳しくはこちらへ。
・ なお本作の開発チーフ、マック・オースチン(もちろん偽名)は『忍者プリンセス』の生みの親。確かに操作とかちょっと似てる。
・ 移植は固定画面による戦略という部分を残したMD版と、スクロールさせてまで広いフィールド移動の再現にこだわったPCエンジン版
  (『〜SX』)の移植コンセプトの違いがFC版とPC版の『ロードランナー』にもちょっと似ている、と思った。
・ パクリ部分はそのバックストーリー。
  「未来世界でロボットを使った擬似戦闘を目的とした施設が暴走、やられ役だったロボットが襲ってきた。
  施設に閉じ込められた客を救出し脱出せよ」というような物語は映画とそっくり。
  なお映画ではテーマパークは中世と古代ローマ時代と西部開拓時代の3種類があったが、
  ゲームでは原始時代、中世欧州、革命前中国、(現代)、未来のエリアがあった。微妙にずらしているところは好感持てる。
  (情報提供:アラちゃんさん)


宇宙空母ギャラクティカ■1978米
・ 巨大なワニ型宇宙船に乗って、母なる星「地球」を目指して旅する乗組員たちと、
  それを追うサイロン人の戦いを描くSF映画。元はアメリカのTVドラマで、そのパイロット版を
  『スター・ウォーズ』以来のSF映画人気が続く日本で劇場公開されたもの。
  続編『サイロンアタック』も同様。テレビでもシリーズが放映されていた。主人公の声はささきいさおだった。
  『特攻野郎Aチーム』のフェイスマンを演じていたダーク・ベネディクトがレギュラーで出てるので、Aチームファンは見直してみよう。
・ ところで本国版ユニバーサルスタジオではこの映画のアトラクションがあるらしく、テレビで紹介されるときは
  必ずといっても良いほどサイロン兵がまっぷたつになるシーンが流れる。そんなに有名か?

『キャプテン・ラヴ』(東芝EMI・PS・1999)
・ 詳しくはモンティパイソンの項参照。
  B級映画マニアのための恋愛ゲーム。
  意外なほどまともなデキのオープニングのラストで、キャプテンラヴと、ライバルのゴージャスラヴとの
  対決シーンがあるが、このときのゴージャスラヴのロボコップのような目の部分のエフェクトが、サイロン兵と同じだ。
  多分。ちなみに本編中のゴージャスラヴのエフェクトはコンピュータの点滅エフェクトになっている。

ゴージャスラヴ 
この写真みてるとロボコップにも見えるな